夜空「星奈が妙にエロくて目が離せない」
夜空(あいつの体は妙にエロい)
夜空(女の私から見てもエロい体をしている)
夜空(あのデカい乳に目が行ってしまう・・・決して羨ましいとかでは無い)
夜空(今あいつはいつものエロゲをしているからいくら見つめても気づかない。だからエロい目線で私は見つめる)
星奈(・・・)
星奈(ディスプレイが反射して夜空がガン見してるのが見える・・・)
星奈(夜空に見られてると思うとなんかドキドキする・・・)
星奈(・・・あっ。エッチシーンに突入した)
星奈(こ、これ・・・夜空も見てるのよね・・・)
星奈(あっ・・・もう全裸になって・・・は、入ってる・・・)
夜空(い、いかがわしいにも程がある・・・)
夜空(ゲームのキャラとは言えあんな幼い顔つきをした子が全裸になって・・・あ、あれを無理矢理中に・・・)
夜空(・・・って何を私はゲーム画面を見ている)
夜空(星奈を見るんだ星奈を)
夜空(ああ・・・相変わらずエロい体だ星奈は)
星奈「・・・はぁ・・・はぁ」
夜空「っ!」
星奈「・・・///」
夜空(顔を赤くして吐息を・・・。え、エロすぎる・・・)
夜空(エロシーンに興奮しているのか・・・?)
星奈(エッチなシーンを見てる私・・・それを見ている夜空・・・)
星奈(あたしったら・・・夜空に見られてると思ったら変な気分になっちゃった・・・)
星奈「はぁ・・・はぁ」
夜空(おいおい・・・星奈の奴だんだん吐息が激しくなっているぞ・・・)
夜空(なんだか私までドキドキしてきた・・・)
夜空(ちょっとからかってみるかな)
星奈「はぁはぁ・・・はぁはぁ・・・」
夜空「何を発情しているんだ駄肉が」
星奈「っ!は、はあ!?」
夜空「貴様の下品な鳴き声が私の耳に響く」
星奈「な、何よ!!わ、私は別に・・・は、発情してなんか・・・うぅ・・・」カアアアア
夜空(ああ恥ずかしがる星奈は実にエロ可愛い)
夜空(よし。もうちょっといじめてみよう)
夜空「・・・発情していたではないか。貴様がしていたそのいかがわしいゲームのいかがわしいシーンを見て興奮してたんだろ」
星奈「うう・・・」
夜空「なんだ図星か肉?」
星奈「あ、あんただって・・・」
夜空「なんだ?」
星奈「あんただって何さっきから私を見つめてんのよ!!」
夜空「っ!?」
夜空(ままま・・・まさか・・・私が星奈を見つめていたのがバレていた!?)
夜空「き、貴様の思い過ごしだろ」
星奈「そんな事ないわよ!ディスプレイが反射してあんたがガン見してるのまる見えだったんだからね!」
夜空「!?」
夜空(と、とんだ誤算だった・・・まさかディスプレイが鏡になっていたなんて・・・)
星奈「ほら何とか言いなさいよ。あたしの美貌に見とれてたのかしら?」
夜空(あながち間違ってはいない・・・)
星奈「ふふふっ。黙り込んでどうしたの?」
夜空「・・・ああ確かに私は肉を見ていた」
星奈「認めたわねバカ夜空」
夜空「貴様の醜態を見下ろしていたのだ」
星奈「・・・は、はあ!?何よ醜態って!!」
夜空「学校の部室で部員の前で一人エロゲをして興奮する・・・これを醜態と呼べないとでも言うのか?」
星奈「う、うう・・・」
夜空「認めろ肉。貴様は醜く情けなくだらしない姿を私に晒していたのだ!」
星奈「う、ううう・・・」ウルウル
夜空(っ!涙目になる星奈・・・や、やばい・・・私も興奮してきた・・・)
星奈「よ、夜空のバカあああああ!!」スタタタタタ ガチャ バタン!
夜空「・・・逃げたか」
夜空「・・・」
夜空「・・・追い返してしまった」
夜空「はあ・・・私ったら何をしている・・・星奈のエロい姿を見たいのに追い返すなんて・・・」
夜空「・・・ん」
夜空「あれは・・・星奈がプレイしていたエロゲ。途中のまま部室を出てったのか」
夜空「消しといてやるか・・・」スッ
夜空「・・・・・・」
夜空「・・・し、しかし・・・こうして見ると本当に破廉恥なシーンだ・・・」
夜空「じ、実に卑猥な台詞だ・・・///」
夜空「・・・」カチカチ
夜空「わっ・・・こ、こんな風に入るんだ・・・」カチカチ
夜空「ええ・・・こ、こんなエッチな声出して・・・あわわ・・・」カチカチ
夜空「・・・ひゃっ!す、凄い出てる・・・ひゃあ・・・///」
夜空「うわあ・・・///」カチカチ
星奈「・・・」
星奈(セーブするの忘れてたから部室に戻ってきたら・・・)
星奈(夜空がやってる・・・///)
星奈(ドア越しに見てもわかるわ・・・夜空がめちゃくちゃ顔赤くしてるの・・・)
星奈(か、可愛い・・・///)
星奈(夜空って・・・そういう知識はあんまり無いのかな・・・)
星奈(性に無知な夜空めちゃくちゃ可愛いわぁ・・・///)
星奈(よ、よしっ。さっきの仕返しでちょっとからかってみようかしら!)ガチャ
夜空「・・・っ!!」サッ
星奈「あーら夜空」
夜空「に、肉・・・」
星奈「あんたなんでそこに座ってるの?」
夜空「き、貴様が電源を消し忘れていたからな。節電の為私が消そうと思っただけだ」
星奈「だったらなんですぐに消さなかったの?なんでまじまじとエッチシーン見つめてたの?」
夜空「っ!!」
星奈「ふふっ」
夜空(あわわ・・・星奈に見られていたなんて・・・)
星奈(慌てる夜空可愛い・・・///)
星奈(よしっ。あとちょっとだけいじめちゃおうかしら)
星奈「あんたってスケベなのね~」
夜空「な、なんだと!?」
星奈「だってほら。シーン進めてるじゃない」
夜空「はっ!!」バッ
星奈「今更画面隠しても無駄よ!私がいた時はまだ・・・その・・・い、入れたばかりのとこだった・・・でも今は・・・そ、その・・・だ、出した・・・あと・・・///」
夜空「自分で言って何恥ずかしがっているんだ貴様は」
夜空「ふ、ふふっ」
星奈「な、何笑ってんのよ!」
夜空「貴様の方こそスケベなのではないか?」
星奈「なんですって!?」
夜空「好き好んでこういうゲームを買っているのだろ」
星奈「んなっ・・・た、たまたまそういうシーンがあるだけで・・・」
夜空「何がたまたまだ。パッケージを見るとはっきりとR18というマーク大きく書かれている」
星奈「う・・・」
夜空「これがどういう意味か知らんわけでもなかろう」
星奈「うう・・・」
夜空「つまり貴様はこのようなシーンを求めてこのゲームをプレイしている!」
星奈「そ、それだけじゃないわよ目当ては!」
夜空「それだけ・・・と言ったな。つまりそれも目当ての対象に入っているのだな!」
星奈「あっ!し、しまっ・・・」
夜空「そしてキャラが行為に及ぶ光景を見て発情する・・・このエロ肉め!!」
星奈「え、エロくなんかないわよ私は!」
夜空「エロいだろ!言い逃れられるのなら言ってみろ!貴様はエロい!エロすぎる!エロすぎるんだ!実にエロ可愛い!」
星奈「えっ?」
夜空「はっ!」
星奈「あんた今・・・」
夜空(し、しまった!つい興奮して本音を口に・・・)
星奈「私の事・・・可愛いって言った?」
夜空「ききっ・・・きさ・・・貴様のききき聞き間違いだだだだろ・・・」
星奈「めちゃくちゃ同様してるじゃないの」
夜空「あうう・・・///」カアアアア
星奈「っ・・・」
星奈「か、可愛い」
夜空「えっ」
星奈「・・・あっ!!」
夜空「貴様は今・・・私に向かって可愛いと・・・」
星奈「き、気のせいよ!気のせいなのよ!」
夜空「いやしっかりと私に向かって言っただろ・・・」
星奈「ああうう・・・」
夜空「・・・」
星奈「うう・・・///」
夜空「・・・なんというか」
星奈「・・・」
夜空「両思い・・・なのか?私と星奈は」
星奈「え、ええっ!?」
夜空「だ、だって・・・違う・・・か?」
星奈「・・・た、確かに・・・夜空は私の事を可愛いと思ってる・・・私も夜空の事が・・・ああうっ///」
夜空「可愛い・・・そしてエロい」
星奈「え、エロいって何よ!まだ言うの!?」
夜空「いや今のエロいは褒めているのだ。せ・・・肉はエロい体をしているだろ」
星奈「はっ・・・あんたそんなところ見てたの!?」
夜空「私を性にまみれた男と一緒にするな。私はお前に芸術のようなエロさを感じていたのだ」
星奈「な、何よそれ・・・」
夜空「名画家が描いたかのような作品・・・それを思わせるエロス・・・それに私は見とれていたのだ」
星奈「え・・・」
夜空(・・・ああもう!素直に言えばいいのに私は!星奈の体を見ているとムラムラすると!私もその辺の男と同じ目線で星奈の体を見ていたと!)
星奈「あたしが芸術だなんて・・・ううっ」ウルウル
夜空「ええっ」
星奈「そんな事言ってくれたの夜空が初めてよお・・・!」ウルウル
夜空「・・・もしかして・・・嬉しいのか?」
星奈「ま、まあね・・・ほらあたし・・・そんな事言ってくれる友達とかいなかったし・・・」
夜空「そ、そうか・・・」
星奈「あんたに言われると・・・なんか嬉しいっていうか・・・その・・・」
夜空「・・・私も、星奈が喜んでくれたら嬉しい」
星奈「あっ・・・さっきもだけど・・・あたしの事星奈って・・・」
夜空「これからは星奈と呼ぶ事にする・・・」
星奈「よ、夜空っ・・・」
星奈「って事は・・・あたしと夜空はこれからともだ・・・」
夜空「それは違う!」
星奈「えっ・・・あ、ああまあ・・・そう簡単になれるわけ・・・無いもんね・・・」
夜空「私と星奈はこれから恋人だ」
星奈「そう恋人・・・。・・・えええっ!!?」
夜空「し、静かにしろっ///」
星奈「こここ恋人って・・・ええっ///」
夜空「ほ、ほらっ。友達になってしまっては部活動が出来なくなってしまうだろ・・・。まあ友達作りが目的だが・・・部長の私が先駆けすると他の部員に悪いからな・・・」
夜空「それにほら。両思いなのなら恋人になれる・・・だろ。了承してくれるか・・・星奈よ・・・」
星奈「も、もしかして・・・プロポーズ・・・されてるの?」
夜空「い、言わせるな恥ずかしい///」
星奈「あたし夜空の事が好き!」
夜空「んなっ!!」
星奈「前から可愛いと思ってドキドキしてた・・・それが今になって何倍にも膨れ上がって・・・」
夜空「つ、つまり・・・」
星奈「付き合って・・・夜空・・・」
夜空「・・・んっ」チュッ
星奈「っ!」
夜空「んっ・・・んん・・・」チュウウウ
星奈「ん、んん・・・んっ」チュウ…
夜空「・・・っぱあ」
星奈「んっ・・・。・・・夜空ったら・・・大胆すぎよ・・・///」
夜空「嫌だったか?」
星奈「嫌だったら抵抗するわよ・・・」
夜空「ふふっ・・・エロ可愛い奴だ」
星奈「あんたこそ・・・」
夜空「これから私と星奈は恋人だからな」
星奈「ええ・・・夜空・・・!」
それから私と星奈は正式に付き合いはじめた
だがそれは二人だけの秘密で隣人部の他の皆は知らない
もちろん小鷹もだ
もっとも小鷹は今は理科と友達になったとかで理科と一緒に部活に顔を見せてはいないが
・・・実は私が星奈と付き合う決心がついたのは小鷹のおかげだ
言い方は悪いが小鷹は理科に取られた・・・その悲しみを埋める為に私は星奈と付き合った
これが一番の理由だろうな。まあ星奈がエロく可愛いのも大きな理由だが
星奈「ねえ夜空。今日はどこ行く?」
夜空「ああ・・・まあその辺の公園でいいだろ」
星奈「また公園?遊園地とか行きましょうよ!お金なら気にしないから!」
夜空「星奈が気にしなくても私は気にする。それにざわめいた場所は好きじゃない」
星奈「そう・・・」
夜空「・・・なら、私の家に行くか?」
星奈「えっ?夜空の家?」
夜空「ああ・・・。今日は母が友人と旅行だとかで・・・明日まで帰って来ないからちょうど一人なんだ」
星奈「ええっ・・・じゃあ・・・泊まっていいの!?」
夜空「ああまあ・・・いいぞ」
星奈「やった!じゃあステラに着替えとか用意させるわね~!」
夜空(随分と嬉しそうだな・・・そこがまた可愛い)
夜空「着いた。ここが私の家だ」
星奈「ふふっ。お邪魔しまーす」
夜空「まあごく普通の家だがゆっくりしていけ」
星奈「夜空がいるんだから普通じゃないわよ」
夜空「・・・嬉しいよ。星奈」
星奈「あたしも夜空の家に来れて嬉しい」
夜空「ふふっ・・・夕飯でも作るか」
星奈「ええ!」
それから私と星奈は楽しんだ
二人で夕食を作り、決して上手く作れたとも言えない食事を美味しく食べた
一緒にテレビ見たり、一緒に風呂に入ったり・・・いろいろした
そして寝る時私の部屋で・・・キスもした
あの時部室で初めてしたキスとはまた違う・・・
深いキスをした・・・
私の舌と星奈の舌がいやらしく絡み合う深いキスをだ・・・
夜空「ぷはあっ・・・」ツーーー
星奈「はあっ・・・あっ・・・糸が出来てる・・・私と夜空の口に///」ツーーー
夜空「長い時間したからな・・・。それもこれも星奈の舌がエロいから///」
星奈「夜空のその小さい可愛いお口だって///」
夜空「・・・星奈」ガシッ
星奈「あっ・・・夜空・・・んっ!」ガバッ
星奈(どうしよう・・・それ以上はした事ないから・・・どうすればいいかわからない・・・)
夜空(つい勢いで押し倒してしまったが・・・どうすればいいか)
そんな事を思いつつ私は星奈と体を重ねた
星奈「はあ・・・はあ・・・」
夜空「・・・すまない星奈。ちょっと下手だったかな・・・」
星奈「いいえ・・・とっても気持ち良かったわ・・・夜空の指///」
夜空「・・・私もだ。星奈の指が・・・///」
星奈「ふふっ・・・夜空の体、じっくり知れたし今度はもっと気持ち良くしましょ」
夜空「全くエロい奴だ星奈は」
星奈「夜空のせいよ///」
夜空「ふふ・・・」
それから何度かこうして星奈と体を重ね互いを刺激し合い気持ち良くなったりした
そして私と星奈が付き合い始めて一ヶ月が立った
星奈「ねえ夜空・・・」
夜空「なんだ星奈?」
星奈「今日はラブホ行かない?」
夜空「ぶっ!!ら、ラブホ!?女だけでか・・・?」
星奈「別に女の子だけでも大丈夫よ」
夜空「そ、そうか・・・。まあ・・・星奈がそうしたいのなら・・・いいぞ///」
星奈「夜空・・・///」
こうして私は星奈に連れられラブホテルへ進んだ
あらかじめ星奈が予約を取っていたらしい
全くいやらしい奴め。そんなところがまた可愛い
ラブホテルに着くと指定していた部屋まで移動した
部屋まで選んで予約するとは・・・やる気満々だな星奈
星奈「ここがあたしと夜空の部屋ね」
夜空「わざわざ予約したという事は何か特別なのか?」
星奈「別に。他の部屋と設備は同じよ」
夜空「では何故わざわざこの部屋を?」
星奈「なんとなくよ」
夜空「なんとなく・・・か」
星奈「まっ。せっかくなんだし楽しみましょうよ」
夜空「ああ・・・そうだな・・・」
いつものようにキスから始めた
そして互いの服を脱がせて・・・
星奈の胸を慣れた手つきで触ったり吸ったり・・・
そしていつものように下半身をくっつけて・・・そのあとは忘れるほど夢中になってあまり覚えてない
せっかくのラブホテルだけどいつもと変わらない行為だった
そしてお互い疲れた後
星奈「はあ・・・喉かわいたあ・・・」
夜空「何か買ってくるか・・・」
星奈「いい?頼んでも」
夜空「ああ。適当に買ってくる」
星奈「お願いー」
私は星奈に頼まれ部屋を出て飲み物を買いに自販機まで向かった
その時だった
「んっ・・・あっ・・・」
「はあっ・・・んっ!」
夜空「・・・!」ピクッ
聞き覚えのある声が聞こえた
その二つの声は私と星奈の隣の部屋から聞こえた
夜空「・・・」
いけないと知りつつも私はその部屋の中をドアから覗いてみた。まさかな・・・
夜空「・・・っ!!」
その部屋の中は・・・そのまさかだった
理科「あっ・・・はあっ///」
小鷹「んっ・・・んっ!はっ・・・」
夜空「・・・っ!!」
こんな偶然がある物か・・・あるわけない・・・
そう思った私だがこれは現実だ
そうか・・・小鷹は理科とそこまで・・・
などと素直に祝福も出来ない
何故なら私はまだ小鷹の事を諦め切れていないのだから
諦めたくても諦められない・・・いくら星奈と愛し合っても小鷹の事は私の心にしっかり残っていたのだから
夜空「っ・・・」
怒りなのか悲しみなのかよくわからない感情が私に沸き起こってきた
星奈「おかえり」
夜空「遅くなってすまない。ほら」
星奈「ありがとー」
夜空「・・・」
星奈「ん?どうかした?」
夜空「いや、なんでもない」
星奈「そう」ゴクゴク
夜空「・・・」
結局何もする事もなく小鷹と理科が激しく愛し合う様子を見ただけだった
忘れさせてはくれない光景だった
やっぱり小鷹が欲しい
そう思いながらその後も星奈と愛し合ったが小鷹の事ばかり考えてあまり上手く出来なかったかもしれない
それから一週間くらい立った
星奈とはほぼ毎日体を重ねるものの小鷹を思い出し上手くいかない
星奈もだんだんイライラし始めてきた
夜空「はあ・・・」
星奈「・・・ねえ、もう一回しよう」
夜空「今日はパス。私はそろそろ帰る」
星奈「・・・そんなに小鷹が気になるんなら行けばいいじゃない!!」
夜空「っ!?」
星奈「・・・」
夜空「星奈お前・・・なんでそれを・・・」
星奈「あんたの考えなんてお見通しなのよ」
夜空「・・・」
星奈「ラブホに行った日、隣の部屋・・・」
夜空「・・・気づいていたのか」
星奈「ええ。あんた小鷹の事好きだったものね」
夜空「それはお前もだろ・・・」
星奈「私はもうきっぱり諦めたわよ。でもあんたは諦めきれてないみたいよね」
夜空「・・・」
星奈「そんな夜空・・・あたしは見たくないのよ」
夜空「星奈・・・」
星奈「ねえ・・・行きなさいよ小鷹のところに・・・あんたはそれが一番幸せなんでしょ」
夜空「・・・」コク
星奈「自分が欲しい物は自分から取りに行きなさいよ。あんたが私にしてくれたみたいに・・・」
夜空「明日・・・行ってくるよ星奈」
星奈「ええ。それでこそあんたよ」
夜空「・・・なんというか・・・すまない」
星奈「なんで謝るのよ。あたしが後押ししたんだから謝る必要無いわよ」
夜空「・・・いろいろありがとな・・・星奈」チュッ
星奈「んっ・・・」
夜空「・・・じゃあ、今日は帰る」
星奈「ええ・・・またね」
星奈「・・・はあ」
星奈「これでよかったのよね」
星奈「まあ・・・夜空が小鷹の事を忘れられないのは付き合い始めた初日から感じたし・・・」
星奈「わざと小鷹と理科が予約してた隣の部屋を予約したのも私だし・・・」
星奈「夜空の興味をそそがせるようしたのも私・・・」
星奈「私ったら何してるのかしら。好きな男と好きな女をくっつけさせるなんて・・・」
星奈「複雑な気持ち・・・だけど」
星奈「なんかすっきりした気分・・・」
翌日
小鷹「よ、夜空っ!?」
夜空「探したぞ。小鷹」
小鷹「な、なんかその・・・久しぶ・・・んんっ!?」
夜空「んっ・・・」チュッ
小鷹「んんっ・・・んっ・・・」
夜空「んっ・・・んちゅ・・・」チュウウウ
星奈のおかげで上手くなったキスで私は小鷹を攻めた
小鷹はすぐさま私のキスの虜となった
その日の夜、私は小鷹と愛し合った
まさかここまで上手くいくとは・・・我ながら自分を褒めたたえた
そして星奈に感謝した
数日後
星奈「何か用?」
理科「心当たりありません?」
星奈「さあ・・・」
理科「・・・とぼけるおつもりで?」
星奈「・・・小鷹と絶交したりはしてないんでしょ?」
理科「そりゃそうですけど、いきなり割り込んできた誰かさんに寝取られましたかね」
星奈「夜空は割り込んで来てなんかないわよ。あんたが近づく前からずっと夜空は小鷹を・・・」
理科「まあそうかもしれませんけど納得いきませんよね。とくに星奈先輩あなたに」
星奈「私に?」
理科「ええ。同じラブホの隣の部屋に予約して夜空先輩を誘い」
理科「その後、夜空先輩を小鷹先輩へ行かせた」
理科「これがあなたがした事ですよね?」
星奈「さすが天才ね。お見事よ」
理科「ありがとうございます。まあ要するに・・・」
理科「・・・僕の楽しみを奪ってんじゃねえよおおおおおお!!」
星奈「奪ってなんかないわ。小鷹が夜空を選んだだけよ」
理科「それでも納得いきませんよ」
星奈「・・・」
理科「じゃあ星奈先輩が僕の失った楽しみをくれるのかな」
星奈「えっ」
理科「女の子通しって気持ちいいのかなあ・・・どんな感じでイくんだろ」
星奈「・・・」
理科「先輩はエロい体してるからめっちゃくちゃエロい事出来そうだよね」
星奈「・・・いいわ。あたしを好きにしたいなら・・・どうぞ」
理科「ひゃっほー」
星奈(・・・おかしい。こんな状況でドキドキしてる私はおかしい・・・)
理科室
星奈「あっ・・・あっ///」
理科「んっ・・・んんっ・・・」
それからあたしと理科は付き合い始めた
理科の欲求を満たしてあげるつもりがあたしも本気で理科を愛するようになった
夜空は小鷹と上手くいってるみたいだし・・・
これでハッピーエンド・・・だよね?
おわり