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面白いSSを毎日更新します!

骨川静香「あなた・・・寝癖が立っているわよ」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 02:55:26.35 id:nH34nYSP0
スネ夫「ああ・・・どのへんだい?」
静香「直してあげるわ」
スネ夫「すまん」
静香「最近夜遅くまで仕事してるでしょ?」
スネ夫「今抱えている案件が正念場でね・・・俺だけじゃあない。
    チーム全員ほとんど寝てないよ」
静香「やっぱ外資はたいへんね」
スネ夫「好き好んで入った世界さ。弱音ははかないよ」
静香「そう。明日は休み取れるの?」
スネ夫「一応事前にマネージャーには伝えてる。夕方電話するよ」
静香「そう。行ってらっしゃい」
スネ夫「ああ。行ってくるよ」

 

527 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 20:19:34.36 id:ECGotOQy0
骨川静香「あなた・・・寝癖が立っているわよ」
スネ夫「ああ・・・どのへんだい?」
静香「直してあげるわ」
スネ夫「すまん」
静香「チュバッ最、近ジュルルッ夜ジュッ遅くジュポッまで仕事ジュポンしてるンンでしょ?」
スネ夫「今…抱えている案件ウッが正念場でね・・・俺だけウウッじゃあない…。
    チームゥッ全員ほとんど寝てないよオォオオ!」
静香「…やっぱ外資はたいへんね」
スネ夫「…ふぅ、好き好んで入った世界さ。弱音ははかないよ」
静香「そう。明日は休み取れるの?」
スネ夫「一応事前にマネージャーには伝えてる。夕方電話するよ」
静香「そう。行ってらっしゃい」
スネ夫「ああ。行ってくるよ」


6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 03:00:11.33 id:MxuqjXRA0
いい名前だと思ってしまった


4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 02:59:02.12 ID:3xVBvA6V0
セワシ「あれ?俺の体透けてね?」


10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 03:01:55.11 id:nH34nYSP0
スネ夫「もしもし」
ジャイ子「はい」
スネ夫「今夜会いたい」
ジャイ子「いいわ。奥さんには?」
スネ夫「帰れないかも知れないというニュアンスは含んでおいた。
    電話一本で片付きそうだよ」
ジャイ子「そう。場所はいつもの?」
スネ夫「ああ。コンラッドの一階で」
ジャイ子「OK」



12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 03:03:13.16 id:uK2ecXAC0
不思議!ジャイ子がイイ女に見える


18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 03:07:28.98 id:nH34nYSP0
静香「もしもし・・・」
ジャイアン「静香か?」
静香「今日は多分旦那帰ってこないわ」
ジャイアン「スネ夫はとんだ馬鹿野郎だね。君みたいな美女を置いて
      仕事に没頭するなんて」
静香「お世辞は会ってから聞かせて」
ジャイアン「ははっ。まあスネ夫が帰ってきても、俺が怒鳴れば尻尾巻いて
      逃げていくだろう」
静香「それはそれで修羅場ね」
ジャイアン「でも、静香は俺のそういうところに惚れたんだろう?」
静香「電話でする話じゃないわ。待ち合わせは?」
ジャイアン「家までいくよ」
静香「あなたのフェラーリのエンジン音ってかなり目立つのよ」
ジャイアン「じゃあマセラティにするかい?」
静香「そっちの方がマシだわ」
ジャイアン「君のためにデパートの外商から時計を買ったんだ。
      ピアジェのやつで400万したよ。今日、プレゼントする」
静香「ありがとう」
ジャイアン「じゃ、あと一時間でいく」



19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 03:08:31.53 ID:PZ/gRZ0v0
これはのび太超負け組の予感・・・


21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 03:13:40.35 id:nH34nYSP0
のび太「ドラえもーん!」
ドラえもん「なんだい?のび太くん」
のび太「寝ているだけでお金が増える道具を出してよ!」
ドラえもん「またギャンブルで吸ったの?」
のび太「モナコのカジノで大負けしちゃってね」
ドラえもん「まったく・・・」
のび太「ドラえもん、モナコの美女はいいよ?」
ドラえもん「興味ないよ。僕はロボットだから」
のび太「マカオもいい。今から行く?」
ドラえもん「僕には性欲がないんだ。」
のび太「君と会話していると、つくづく人間に生まれてよかったと思えるよ」
ドラえもん「はいはい・・・」
のび太「さ、お金が増える道具出して」
ドラえもん「スネ夫もジャイアンも立派に働いているのに、のび太君は・・・」



24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 03:15:21.02 id:R0xu3Y940
これはひどい勝ち組


35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 03:29:39.97 id:clSaBe1HO
賭博黙示録のび太


27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 03:18:54.28 id:nH34nYSP0
スネ夫「待った?」
ジャイ子「いいえ。さっき来たばかりよ」
スネ夫「でも、有名漫画家もメガネを掛けるとみんな気付かないもんだな」
ジャイ子「私は今まで顔出しでテレビにも雑誌にも出てないから。それより
     この会話の方が周囲に気付かれたらまずくって?」
スネ夫「そうだね・・・部屋へ行こう。スイートを取ってある」
ジャイ子「また前回と同じ部屋?」
スネ夫「嫌かい?」
ジャイ子「いえ、別に。でも次回は別のところにしましょ」
スネ夫「そうだな。・・・最近お兄さんは元気?」
ジャイ子「相変わらず外車乗り回して女と遊びまくってるわよ。」
スネ夫「ジャイアンらしいや」



31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 03:23:23.66 id:eN3QU/PtO
アンニュイな感じがいい


28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 03:20:19.36 id:lUnLGcUEO
最後のセリフの通常っぽさが


32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 03:23:37.52 id:nH34nYSP0
ジャイアン「お待たせ」
静香「さっき、スネ夫さんから今日は帰れないって電話があったわ」
ジャイアン「サラリーマンってやつは、つくづく憐れな生き物だよ」
静香「まあ、みんながみんな、あなたのような天性のカリスマじゃないから、
   使われる側に回るのよ」
ジャイアン「俺にはそれが理解できない。人に使われるなんて。」
静香「でもお母さんにはしっかり使われてる」
ジャイアン「一応俺が社長で、母ちゃんが名誉会長だからね」
静香「典型的な同族会社ね」
ジャイアン「同族は悪じゃないさ」
静香「最近、野比さんが何やってるか知ってる?」
ジャイアン「さあ?またドラえもんの道具で道楽三昧だろ」
静香「それが・・・」



33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 03:24:48.37 ID:xI/egI59O
!!


38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 03:32:30.62 id:nH34nYSP0
のび太「ドラえもん、それでリンカーシスターズ証券はどう?」
ドラえもん「すこぶる健全な経営と言えるね」
のび太「生意気だなあ。」
ドラえもん「また潰すの?」
のび太「決まってるでしょ。」
ドラえもん「日本最大の銀行をつい一年前破綻させたばかりじゃない」
のび太「スネ夫が行く会社は全部潰れる。そして静香ちゃんはスネ夫に見切りをつける。
    それが僕のミッションだよ」
ドラえもん「歪んでるなあ」
のび太「まあ、僕がリンカーを丸ごと買収して経営を乗っ取れば、スネ夫を首にするんだけども」
ドラえもん「のび太くんに経営なんて無理でしょ」
のび太「ドラえもんが経営者になるための道具を出してくれればいいのさ」
ドラえもん「全く・・・」
のび太「じゃあ、リンカーの融資先の会社を全て倒産させてよ」
ドラえもん「はいはい」



41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 03:34:26.75 id:clSaBe1HO
これは…のび太が神


47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 03:36:53.53 id:forVYRUOO
これはひどいホリえもん


45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 03:35:25.27 id:nH34nYSP0
スネ夫「ただいま」
静香「お帰り」
スネ夫「シャワーだけ浴びて、また出る」
静香「寝なくて大丈夫?」
スネ夫「電車で眠ってきた」
静香「そう」
スネ夫「一応果物だけ食べておくよ」
静香「じゃあシャワーを浴びている間にリンゴでも剥いておくわ」
スネ夫「俺はなにもお前に旦那らしいことしてやれないのに、お願いばっかで悪いな」
静香「何よ、急に」
スネ夫「いや、なんでもない」
静香「変なの」



51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 03:42:14.74 id:nH34nYSP0
ジャイアン「おい、出木杉」
出木杉「なんだい?」
ジャイアン「のび太がスネ夫の会社を潰そうとしてる」
出木杉「またか・・・のび太君は自分が神だとでも思っているのかな」
ジャイアン「のび太が神なんじゃあない。ドラえもんだ」
出木杉「僕みたいに司法試験を一発でパスして、東大法学部を出て、ハーバードで
    Ph,Dも取って・・・」
ジャイアン「それでもお前は俺に使われている。学歴のない俺にな」
出木杉「・・・」
ジャイアン「学歴なんて意味がないのさ。慶応出て銀行行ったスネ夫も今じゃのび太に
      人生をめちゃくちゃにされかけてる」
出木杉「世界経済もメチャクチャだけどね」
ジャイアン「でもお前は少なくともスネ夫の5倍は給料貰ってるぞ」
出木杉「そりゃあ、こんだけグレーな仕事ばかりやってたら、処理するのにそれ相応の対価を
    いただかなきゃね」
ジャイアン「面倒なことは自分でやらずアウトソーシング。他社の利益は自社の利益。経営の基本だ」
出木杉「それ、誰の言葉だい?」
ジャイアン「剛田武だ。知ってるか?」



55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 03:51:34.00 id:Qzf+CgzbO
最後の一言カッケェw


56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 03:52:49.47 id:nH34nYSP0
スネ夫「融資が全部焦げ付き・・・?」
マネージャー「ああ。全部君が担当してるハイリスク融資先だ」
スネ夫「何かの間違いでは・・・」
マネージャー「君、新聞も読んでいないのかい?」
スネ夫「今朝はちょっと」
マネージャー「見事に全部すっ飛んでるぞ。お前がパートナーに説得してまで
       大金突っ込んだ会社ばかりだな」
スネ夫「そんな・・・評価損は?」
マネージャー「さあ。天文学的な数字だ。数えたくもない。」
スネ夫「・・・責任を取りましょうか」
マネージャー「その必要はない」
スネ夫「え?」
マネージャー「今日、パートナーミーティングがある。ただごとじゃあない。
       お前をレイオフしている場合じゃないよ。もしかしたらリンカーの首が落ちるのが先かもな」
スネ夫「そんなに?」
マネージャー「君はこの世界である意味優れたアナリストとして有名だったけど、
       一瞬にしてブラックリスト入りだね。おそらく信金でも君を拒絶すると思うよ」
スネ夫「・・・」
マネージャー「二松東京UBC銀行を潰したのも君という噂も立ってるしね」
スネ夫「それは違います」
マネージャー「とりあえず、僕はミーティングに行くよ」
スネ夫「はい・・・」
マネージャー「部屋に戻っても誰もいないよ。みんなヘッドハンターのところへ行っているから」



60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 04:00:45.81 id:nH34nYSP0
のび太「ドラえもん、リンカー破綻したね」
ドラえもん「アメリカの巨大投資銀行が一夜で破綻だよ。意味わかってる?」
のび太「知ったこっちゃないね」
ドラえもん「アメリカの経済はめちゃくちゃだよ。君は潰した企業に融資してる
      銀行はなにもリンカーだけじゃないんだから」
のび太「潰したのは、僕じゃない。君だよ?」
ドラえもん「はいはい」
のび太「スネ夫はこれでまた路頭に迷うな~」
ドラえもん「でも最終的にスネ夫くんは家が資産家だから、そこを継ぐをいう選択肢もあるね」
のび太「え?」
ドラえもん「ほら、最近は食品の卸会社も経営してる・・・」
のび太「も~ドラえもん」
ドラえもん「なに?僕なんか変なこといった?」
のび太「ドラえもんは本当に悪党だなあ」
ドラえもん「何言ってるの」
のび太「だって、君の一言でまた罪のない会社が潰れるんだよ?」
ドラえもん「まさか・・・」
のび太「ドラえもん、一週間後にスネ夫のお父さんが経営してるその
    食品卸の会社・・・だけ?」
ドラえもん「また?」
のび太「ドラえもんが僕に言わせたようなもんでしょ?」
ドラえもん「(だめだこりゃ)」



61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 04:00:51.94 id:mVHdLhkE0
のび太「・・・ふふふ、駄目だ、まだ笑うな・・・しかし・・・」


63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 04:08:11.20 id:nH34nYSP0
出木杉「ジャイアン」
ジャイアン「会社ではCEOと呼べ」
出木杉「・・・剛田CEO、リンカーシスターズが破綻したみたいだけど」
ジャイアン「のび太の仕業だろ」
出木杉「はあ。これだから視野が狭い人間は困る。自分さえよければ他がどうなってもいい」
ジャイアン「俺に言っているのか?」
出木杉「違うよ。仮にそう思っていても、口に出すわけがない」
ジャイアン「まったく。俺は理屈っぽい人間に困っているよ。経営はパワーなのに」
出木杉「まあいろんなタイプの経営者がいてもイイと思うよ」
ジャイアン「・・・で。のび太を止められないのか?」
出木杉「友達の敵討ちかい?」
ジャイアン「俺は情で動く人間じゃあない。」
出木杉「君らしくない発言だな」
ジャイアン「次に狙われるのは俺だからさ」
出木杉「どういう意味だい?」
ジャイアン「勉強ができても頭の回転は遅いんだな」



73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 04:20:36.11 id:tn3uET9g0
ジャイアンが大物だな


67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 04:14:24.25 id:nH34nYSP0
スネ夫「もしもし」
ジャイ子「スネ夫さん・・・ジャイ子よ。今、大丈夫?ニュース見たわ」
スネ夫「大丈夫だ。俺はもう転職活動を開始してる。」
ジャイ子「あなたならすぐに次の勤め先が見つかるわよ」
スネ夫「ありがとう。頑張るよ」
ジャイ子「なんなら、私がスネ夫さんの分まで稼いであげるから・・・」
スネ夫「大丈夫だよ。俺に現時点ですでに君のほうが収入は上じゃないか」
ジャイ子「そんなことないわ」
スネ夫「君の漫画、こんどドラマ化されるみたいだね。テレビ局に入った友人に聞いたよ」
ジャイ子「棚ボタよ」
スネ夫「いや、実力だよ。仮に運だとしても、運も実力のうちさ。
    まあ僕はその“運”とやらに関しては非力だけど」
ジャイ子「今夜も会える?」
スネ夫「・・・今日は難しいな。嫁も心配してる」
ジャイ子「そう」
スネ夫「悪いな。本当は君と話したいんだけど」
ジャイ子「静香さんとは別れないの?」
スネ夫「・・・もう少し考えさせてくれ」



70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 04:18:20.31 id:Pn75U5CqO
スネオとジャイ子の危険な情事


75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 04:23:54.28 id:nH34nYSP0
のび太「・・・もしもし」
静香「はい・・・のび太さん」
のび太「あ、スネ夫が働いていた会社ってどこだっけ?」
静香「嫌味で言ってるの?」
のび太「そういう意味じゃないよ!ただ、スネ夫も大変だな~と思って。
    だって、静香ちゃんは専業主婦でしょ?お金はどうするの?」
静香「ちゃんと貯金してますkら、当面は大丈夫です」
のび太「そうかい。そりゃ安心した」
静香「どうせ貴方の仕業でしょ?」
のび太「なんのことだい?」
静香「とぼけないで。スネ夫さんの勤めていた会社を潰したのはあなたでしょ?」
のび太「どうやって?」
静香「ドラちゃん使って」
のび太「ありえない!ドラえもんはただの便利ロボットだよ。
    タケコプターの特許と実用新案でぼろ儲けしてるくらいだよ!」
静香「ある筋から入った情報によると、スネ夫さんのチームが担当してるチーム
   の融資先を全部倒産させたらしいわね」
のび太「静香ちゃんもスネ夫と結婚してから、ちょっと疑り深くなったね。残念だよ」
静香「まあいいわ。もう切っていい?」
のび太「え~久々に電話したのに~」
静香「今からスネ夫さんと子供作る準備しなくちゃいけないの」
のび太「・・・・・・・え?」
静香「じゃあね」
ピッ



77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 04:27:15.63 ID:4p6P7Zu6O
のび太ざまぁwwwww


81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 04:31:14.09 id:nH34nYSP0
スネ夫「ただいま」
静香「お帰りなさい」
スネ夫「それにしても世界経済はどうなっているんだ」
静香「・・・」
スネ夫「すぐに次の勤め先は決まると思う。今日、さっそく大学OBの
    野川証券の人事部長と会ってきたよ。
静香「あなたなら大丈夫よ」
スネ夫「・・・」
静香「・・・」
スネ夫「・・・静香、今日」
静香「それでスネ夫さんの気持ちが落ち着くなら」
スネ夫「僕は君をストレス解消で抱くんじゃないんだ。
    こんなダメな僕だけど、きっと君と一緒に作る子供は優れているに違いない」
静香「わかってるわ」
スネ夫「でも、久しぶりだよな」
静香「そうね。半年ぶり?」
スネ夫「丁度転職したころだ」
静香「そうね」
スネ夫「シャワーを浴びてくるよ」



89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 04:41:09.78 id:nH34nYSP0
ジャイアン「ドラえもんか?」
ドラえもん「ジャイアンが僕に電話なんて珍しい」
ジャイアン「お前か?」
ドラえもん「愚問だな。事実がどうであれ、僕はNOと答える」
ジャイアン「さすがロボット。出木杉と違って話の飲み込みが早い」
ドラえもん「要件はそれだけ?」
ジャイアン「それだけなわけないだろう」
ドラえもん「じゃあ要件はあといくつ?」
ジャイアン「いちいちうるせえ野郎だな。要件はあと二つだ」
ドラえもん「じゃあ手短に頼むよ」
ジャイアン「まず一つ。俺の部下にならないか?」
ドラえもん「断る。僕の指名はのび太君と静香ちゃんを結婚させてセワシ君を
      立派な人間にすること。のび太くんから離れるという選択肢はない」
ジャイアン「そうかい。じゃあもう一つ。のび太と連絡が取りたい」
ドラえもん「それは無理だね。」
ジャイアン「また海外で女でも買ってるのか?」
ドラえもん「要件は二つだと言ったはず」
ジャイアン「チッ!むかつく野郎だ」
ドラえもん「じゃあ、切っていいかな?」
ジャイアン「ああ。じゃあ最後に野比に伝言を頼む」
ドラえもん「三つ目の要件?」
ジャイアン「要件ってほどでもない。こう伝えてくれ。
      『スネ夫と静香は離婚寸前だ。スネ夫は俺の妹と不倫をしている』
      とな」



97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 04:52:09.15 id:nH34nYSP0
のび太「ドラえもん、話ってなあに?」
ドラえもん「スネ夫と静香ちゃん、別れるらしいよ」
のび太「そんなの嘘だよ」
ドラえもん「しっかりとした“筋”からの情報なんだけど」
のび太「バカな。昨晩静香ちゃんに電話したら、スネ夫とセックスするって
    電話を一方的に切られたよ」
ドラえもん「スネ夫くんがジャイ子ちゃんと不倫してるって聞いたんだけど」
のび太「なんだよそれ!それにその“筋”って何?」
ドラえもん「ジャイアンだよ」
のび太「ジャイアン?」
ドラえもん「そう。ジャイ子ちゃん尾行しようか?」
のび太「そうだね・・・まああまり見たくないペアだけど」
ドラえもん「ニートと売れっ子漫画家、なかなか面白いじゃないの」
のび太「僕もニートなんだけど?」
ドラえもん「会社を潰すニートは君だけだけどね」
のび太「とりあえず、昨日の静香ちゃんには頭来たよ。」
ドラえもん「ところでなんで静香ちゃんに電話したの?」
のび太「いや、スネ夫の会社があんなんなっちゃって大変だね~って」
ドラえもん「本当にそんな電話したの?」
のび太「だって、静香ちゃんも僕が静香ちゃんのこと心配してるって思うじゃん。」
ドラえもん「君に社会の常識を身に付けるために僕が働きかけていれば、こんな回りくどい
      ことしなくても静香ちゃんは君のものになっていたんだろうね」
のび太「どゆこと?」
ドラえもん「たまには自分の頭も使ってよ」



99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 04:54:06.81 ID:2CgWA732O
のび太終わってるなwwwww


102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 04:55:50.44 id:p93TH/NgO
のび太の電話嫌味じゃなくてガチかよww


104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 05:01:51.91 id:nH34nYSP0
出木杉「妹さんの不倫も利用するのか、君は」
ジャイアン「俺に説明させる気か?」
出木杉「是非、聞かせてくれ。犯罪の臭いがプンプンする」
ジャイアン「スネ夫と静香ちゃんとまず引き離す。これがどういう意味かわかるか?」
出木杉「お互いフリーになるね」
ジャイアン「ちなみに俺は静香ちゃんと不倫している」
出木杉「今、さらっと大胆告白したね」
ジャイアン「それは重要なことじゃない」
出木杉「なんだよそれ・・・まあいいや。続けてくれ」
ジャイアン「そうしたら静香は本格的に俺と連絡を取るようになるだろう」
出木杉「で?」
ジャイアン「てっきりスネ夫と別れた静香ちゃんがドフリーだと思ったのび太は
      静香ちゃんに急接近するだろう」
出木杉「そこまではわかる。でものび太は要注意人物だ。君が静香ちゃんの恋人だとわかったら
    君ものび太から執拗な嫌がらせを受けるぞ」
ジャイアン「そこを逆に利用するんだよ」
出木杉「ほう?」
ジャイアン「俺と静香ちゃんには協力なパイプがある。そして・・・静香ちゃんとドラえもんにも
      協力なパイプがある」
出木杉「よくわからんな」
ジャイアン「間接的に俺と静香ちゃんとドラえもんは繋がっているんだ。それぞれ思惑は違おうともな」
出木杉「でもドラえもんはのび太くんの下僕だぞ。静香ちゃんとのび太くんを天秤にかけて
    静香を選ぶとも思えない」
ジャイアン「まあ見てろよ」



106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 05:05:14.09 ID:xI/egI59O
ジャイアン策士www


108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 05:08:25.39 id:nH34nYSP0
スネ夫「じゃあ行ってくるよ」
静香「ええ」
スネ夫「今日は遅くなりそうだ。面接が午後7時からなんだ」
静香「・・・そう」
スネ夫「あさっては一緒に夕食でも行こう」
静香「素敵ね」
スネ夫「僕が君にプロポーズしたレストランを予約してある」
静香「麻布の?」
スネ夫「そうだよ。覚えてる?」
静香「覚えてるわ。楽しみにしてる」

プルルルルルルルルル!

静香「電話が鳴ってるみたい」
スネオ「そうか。出たほうがいいな。じゃあ行ってくるよ」
静香「行ってらっしゃい」

ピッ

静香「もしもし?」
ドラえもん「静香ちゃん?」
静香ちゃん「どうしたの?」
ドラえもん「ジャイアンから聞いたよ」



113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 05:15:04.55 id:nH34nYSP0
ジャイ子「・・・スネ夫さん」
スネ夫「どうした?」
ジャイ子「なんだかつけられてるわ・・・私たち」
スネ夫「ああ。俺も気付いている」
ジャイ子「怖いわ」
スネ夫「俺も実は・・・最近いろいろあって人間不信になっているみたいだ」
ジャイ子「どうして」
スネ夫「いろいろ、さ」
ジャイ子「え?」
スネ夫「俺は静香とは別れない」
ジャイ子「なんで?」
スネ夫「悪いな。俺には静香しかいない」
ジャイ子「急にどうしたのよ!」
スネ夫「お前には関係ない!」

ドラえもん「・・・なるほどね」
のび太「ドラえもん!たしかにスネ夫とジャイ子ちゃんは不倫してるけど
    たった今、不倫が解消されそうだよ」
ドラえもん「そのようだね」
のび太「冷静じゃないか!スネ夫と静香ちゃんのよりが戻ってもしょうがないんだよ!」
ドラえもん「大丈夫、大丈夫。スネ夫はもうダメだから」
のび太「ダメ?」
ドラえもん「もうすぐ君の思い通りになるよ」
のび太「まあドラえもんがいうなら信じるけど・・・」



117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 05:19:43.42 id:kzfY3aRBO
誰が最初に崩れるか見ものだ


118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 05:21:20.07 id:nH34nYSP0
静香「剛田さん・・・ジャイ子ちゃんは元気?」
ジャイアン「ああ。最近は執筆活動が忙しいみたいだ。
      俺はジャイ子の才能を買っていたから嬉しいよ」
静香「私もそう思うわ」
ジャイアン「静香、電話で話すよりも直接会いたい」
静香「・・・今日はダメよ」
ジャイアン「スネ夫が帰ってくるのか?」
静香「遅くなるらしいけど、ね」
ジャイアン「そう・・・明日は?」
静香「明日もダメ」
ジャイアン「そうか。よりが戻りつつあるのか?」
静香「最近、彼優しいのよ」
ジャイアン「あいつらしくない。アイツ今無職だろ?」
静香「ええ」
ジャイアン「それでもあいつに魅力があるということか」
静香「しばらく会えないかもしれない」
ジャイアン「そうか・・・何かあったら連絡くれ」
静香「ええ」



122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 05:30:38.28 id:nH34nYSP0
ジャイアン「分かりやすい形で静香とスネ夫の関係が戻りつつある」
出木杉「はあ」
ジャイアン「そういえば俺の目的をお前にまだ伝えていなかったな」
出木杉「マイクロソフトの買収ですか」
ジャイアン「俺、そんなこと行ったっけ?」
出木杉「ええ、たしか3ヶ月前」
ジャイアン「今の目的は、ドラえもんを手中に収めることだ」
出木杉「スケールアップしたのか、スケールダウンしたのかわからんな」
ジャイアン「ドラえもんがあれば宇宙すら支配できる」
出木杉「のび太は宇宙を支配していない」
ジャイアン「能書きはいいんだよ」
出木杉「で?ドラえもんを手に入れてどうするんだ?」
ジャイアン「世界一の会社を作り、世界一いい女と結婚する」
出木杉「まあヴィジョンは分かりやすいほうがいいよね」
ジャイアン「だろ?」
出木杉「んで、世界一の女というのは静香ちゃん・・・と」
ジャイアン「俺がいつそんなこと言った?」
出木杉「文脈からそう判断したんだが」
ジャイアン「馬鹿が。俺は世界の剛田武だぞ」
出木杉「まあいいや。ドラえもんを手に入れる勝算は?」
ジャイアン「静香ちゃんを利用しつつ、のび太とスネ夫を争わせ
      そのスキに俺はドラえもんを手に入れる。もちろん、のび太と
      スネ夫の争いはのび太に勝ってもらわなくては困る」
出木杉「なんかいろいろ考えているみたいだけど、結局こういうことだろ?」
ジャイアン・出木杉「俺のものは俺のもの。お前のものは俺のもの」



127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 05:38:15.44 id:nH34nYSP0
ドラえもん「ジャイアン・・・わざと静香に嫌われたか。なおかつくだらん不倫話を
      リークして、結果的により一層スネ夫くんと静香ちゃんを近づけた・・・」
のび太「独り言?」
ドラえもん「君の代わりに思考してあげているんだ」
のび太「頑張ってね。僕はちょっくらリオのカーニバルに行ってくる」
ドラえもん「どこでもドアは出さないよ」
のび太「僕に自家用ジェットで行けというの?日が暮れるよ~」
ドラえもん「はあ・・・君は静香ちゃんのことなんてどうでもいいの?」
のび太「そんなことないよ。でもドラえもんは僕と静香ちゃんを結婚させなくてはいけない。
    そうプログラムされている。だから僕のために頑張る。僕は結果を祈るのみ」
ドラえもん「そんなんだからスネ夫に静香ちゃんを取られたんだよ」
のび太「だったらタイムマシンで過去に戻ろうよ」
ドラえもん「結果は同じだよ。君には人間的魅力がなさすぎる。」
のび太「けっ!まあなんとかしてよ」
ドラえもん「(このダメ人間が・・・ッ)」



132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 05:47:57.25 id:nH34nYSP0
スネ夫「パパの会社が倒産した」
静香「・・・!」
スネ夫「俺はとことんついていないようだ」
静香「大丈夫なの?お父さんは」
スネ夫「ああ。パパはタフだからね。まあこれで俺はラストリゾートを失ったわけだ」
静香「ラストリゾート?」
スネ夫「最後の聖地だ。俺はこれで最終手段を失った。つまり、オヤジの会社を継ぐこと」
静香「・・・」
スネ夫「静香、どうした黙って。俺は大丈夫だぞ」
静香「のび太さんよ」
スネ夫「え?」
静香「のび太さんなのよ。ドラちゃんに頼んで、あなたの就職した会社を二件とも
   潰し、そしてお父さんの会社を潰したのも」
スネ夫「なんだい、その話は・・・」
静香「のび太さんはあなたに嫉妬しているの。のび太さんは私とあなたが結婚する前
   執拗に私に言い寄ってきたから・・・」
スネ夫「でも結婚してもう3年だぞ」
静香「のび太さんは異常だわ。この前も嫌がらせで電話を掛けて来て・・・」
スネ夫「のび太のくせに生意気だな」
静香「のび太さんを止めないと」
スネ夫「でもあいつにはドラえもんがついている。」
静香「ドラちゃんならいつでも連絡を取ることが出来る。一応私の味方なの。
   あなたの敵ではあるけど」
スネ夫「ドラえもんを上手く騙してのび太の暴走を止めさせることは出来るのか?」
静香「ええ。」
スネ夫「君に期待しよう。」



145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 06:01:08.35 ID:12svwfUuO
いちいちセリフ回しがカコイイ


150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 06:05:31.09 id:NblcE5K8O
サラッと名言が出たwwwwwwwww


151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 06:06:01.66 id:nH34nYSP0
ジャイアン「さて・・・どうやらのび太とスネ夫でひと悶着ありそうだな」
出木杉「と、いうと?」
ジャイアン「静香は俺と不倫を解消し、スネ夫はジャイ子と不倫を解消した。
      まあ静香も良識のある人間だ。夫の不倫相手の兄である俺は
      嫌悪する対象になったんだろう。」
出木杉「でもジャイ子ちゃんが可哀相だ」
ジャイアン「アホ、ジャイ子が本気でスネ夫なんかに惚れるか」
出木杉「つまり、演技?」
ジャイアン「そうだ。優秀な妹だろ?」
出木杉「兄妹揃って・・・」
ジャイアン「ここからが見物だぞ。のび太とスネ夫の静香ちゃんを巡る戦いだ」
出木杉「のび太の勝ちだろうね。」
ジャイアン「なぜそう思う?」
出木杉「ドラえもんを操っているのはのび太だから」
ジャイアン「だといいんだけどなあ」
出木杉「のび太がスネ夫を締めた後は?」
ジャイアン「俺がドラえもんを強奪する」
出木杉「情報を混乱させるだけさせて、後はどうするつもりなんだい」
ジャイアン「だから、ドラえもんを私物化する」
出木杉「だから、それはできないと」
ジャイアン「できる。静香はのび太を潰すために動き出す。そろそろ動き出しているのかもしれない」



154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 06:07:14.47 ID:60QotD2dO
ジャイアンやり手だな


156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 06:08:31.38 id:PPCDi9pBO
最後に立っていられるヤツは誰なんだ……ゴクリッ!


182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 06:29:43.02 id:CTnaRR9DO
ドラえもんでまさか人間の汚さを知るとは思わなかった・・・


200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 07:11:58.08 ID:1xkylnId0
まさに昼ドラ


201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 07:13:36.26 id:plEBFWHb0
>>200
誰うま


261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 11:38:34.71 id:MhZnHma7O
なんというタイムパラドックス…だがそれがイイ!


340 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 17:51:36.42 id:nH34nYSP0
スネ夫「スネ夫「要するに、のび太と静香の間にノビ助が生まれないとダメなんだろ」
静香「ええ。のび太さんを止め、みんな幸せになるにはその方法しかないわ。」
スネ夫「まあのび太は幸せになならないと思う」
静香「あなたは大丈夫なの?」
スネ夫「ああ。おまえと俺の間には確かな愛がある。一時期に他の男の息子を身ごもろうとも
    それが長期的視点から見た結果俺たちの愛にプラスになるなら」
静香「あなた」
スネ夫「ただし、ドラえもんがいなくなって無力化した後のび太に、俺は復讐したい」
静香「ええ・・・当然だわ」
スネ夫「じゃあ、静香」
静香「くえれぐれも人口受精にするわ。のび太さんと体の関係は持たない」
スネ夫「どの男の子供でも、静香が産んだ子なら俺が責任を持って育てるよ」
静香「行ってくるわ」



342 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 17:53:10.52 id:PE3UbTqS0
まさかの展開


344 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 17:56:59.45 id:nH34nYSP0
ドラえもん「・・・ん?静香ちゃんから電話だ」

ドラえもん「もしもし」
静香「ドラちゃん?」
ドラえもん「どうしたの?のび太くんの女になる決心でもついた?」
静香「まあほぼ正解ね」
ドラえもん「え?!!」
静香「ビックリした?」
ドラえもん「じゃあスネ夫とは別れるの?」
静香「いいえ」
ドラえもん「言っている意味が分からないよ」
静香「今日待ち合わせましょう。話が長くなるわ」
ドラえもん「・・・なにを考えているんだい?」
静香「セワシくんの将来のためよ」
ドラえもん「まあ、会ってから詳しく聞くよ」
静香「じゃあ、どこへ行けばいい?」
ドラえもん「土管のある公園に来て」
静香「わかったわ。ドラヤキたくさん買っていく」
ドラえもん「静香ちゃんみたいないい奥さんを貰えれば
      のび太君も・・・」
静香「・・・」
ドラえもん「じゃあ午後五時に」
静香「じゃあ」



349 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 18:06:06.25 id:nH34nYSP0
ジャイアン「・・・静香ちゃんが動き出したらしい」
出木杉「どうしたんだ、急に」
ジャイアン「何故俺がわざわざスネ夫と静香の家に出入りしていたと思う」
出木杉「それをいちいち答えなくちゃいけないのか?」
ジャイアン「そういう意味じゃあない。これだ」
出木杉「・・・盗聴器?」
ジャイアン「その通り」
出木杉「呆れるね、君には」
ジャイアン「まあ聞けよ。スネ夫と静香の会話から推測される会話はこうだ」

ジャイアン「静香はおそらくドラえもんからのび太の精子を手に入れ、人工授精をする。
      ノビ助を生むためだ・・・まあ名前はノビ助じゃあないかもしれんが。
      同時に、ドラえもんにスネ夫と静香が責任を持って育てると説得するだろう。
      静香はのび太と結婚する気がさらさらない。説得が成功すれば、ドラえもんは22世紀に
      帰っていくだろう。何故なら、ドラえもんの目的はあくまでのセワシの未来。
      むしろのび太が育てるより、スネ夫が育てたほうがセワシにメリットがあると
      考えているのかもしれん」
出木杉「ロボットはやはりドライだな。目標の達成のためなら、長年付き添った人間も簡単に切り捨てると」
ジャイアン「それがドラえもんのいいところじゃないか」
出木杉「ただ、疑問が残る。君がドラえもんを手に入れるという目的は?」
ジャイアン「ドラえもん自体はただの器に過ぎない」
出木杉「ん?」
ジャイアン「俺が欲しいのはポケットだけだ」



353 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 18:13:53.41 id:nH34nYSP0
ドラえもん「のび太君の精子?」
静香「ええ。それでノビ助…もっとも名前は私とスネ夫さんで考えるけど。
   産まれるでしょ?」
ドラえもん「物理的にはそうなる。でもねえ…」
静香「のび太さんとスネ夫さん、どちらが人間性があると思う?」
ドラえもん「たしかに今ののび太君は堕ちに堕ちたよ。ただ、やっぱセワシくんの
      おじいちゃんはのび太君であるべきだよ」
静香「それに何の意味が?」
ドラえもん「さあ。よく考えたら、たいした意味はないね」
静香「のび太さんの精子を頂戴。そして私が産むわ…本当は汚れた精子なんて体に
   入れたくもないけど」
ドラえもん「スネ夫くんはOKしたの?」
静香「もちろんよ。彼は頭がいいから」
ドラえもん「君たちにノビ助君・・・いや、名前は決まっていないかな。
      セワシ君の祖先を任せてもいいんだよね?」
静香「ええ。もうのび太さんは不要だわ」
ドラえもん「意外とあっけない幕切れだったね。僕は愚かしいセワシ君の祖父を更生しに
      はるばる未来から来て、20年以上付き添っていたのに」
静香「あなたにそんな憂いがあるとはね」
ドラえもん「いや、単純に…時間の無駄だったなと思っただけだよ。のび太くんとの生活は」



359 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 18:19:41.45 id:nH34nYSP0
のび太「ドラえもん、まさか君が一緒に吉原にいこうなんてね!君、性欲がなかったんじゃないの?」
ドラえもん「いや、君に紹介したいいい姫がいるんだ」
のび太「はははははっ!君がそんなこと言うなんて、おかしいや」
ドラえもん「可愛い子だよ」
ノビ太「へ~誰に?」
ドラえもん「ジェニロペ似かな。しかも生で出来るよ」
のび太「最高じゃ~ん。いこいこ!どこでもドア出して~」
ドラえもん「・・・うん」

ドラえもん「(本当にのび太くんなんかより、スネ夫の方が・・・)」



379 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 18:45:43.51 id:nH34nYSP0
ドラえもん「約束ののび太くんの精子だよ」
静香「忌まわしいわ。見せないで」
ドラえもん「冷凍処理してある。それとアメリカの病院に勤める知人に
      このことを伝えておいた」
静香「恩に着るわ」
ドラえもん「君のためじゃない。セワシくんのためだ」
静香「素直じゃないのに」
ドラえもん「君たち20世紀生まれの人間の無能さには辟易するよ」
静香「・・・」
ドラえもん「じゃあ、僕はタイムポリスにいろいろ突っ込まれないように
      適当に後処理をして22世紀に戻るとするよ」
静香「のび太さんはどうなるの?」
ドラえもん「興味の範囲外だね。」
静香「そう・・・」
ドラえもん「それじゃ」
静香「じゃあ」



380 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 18:46:19.86 id:Cr1gL9q90
ドライえもんwwwww


385 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 18:52:06.87 id:nH34nYSP0
翌日

ジャイアン「もしもし・・・ドラえもんか?のび太と連絡が取りたい」
ドラえもん「なんだよ急に」
ジャイアン「というか何で俺はお前を通さないとのび太と会話が出来ない」
ドラえもん「のび太くんは電話を取るのを面倒くさがるし、大概は外出しているからね。
      僕がのび太くん宛の連絡を受けて、伝言を伝える」
ジャイアン「面倒くさえなあ。で、のび太はいるか?」
ドラえもん「いる。代わるかい?」
ジャイアン「やけに素直じゃねえか」
ドラえもん「そうかな。のび太く~ん ジャイアンから電話だよ」


のび太「もしもし?」
ジャイアン「おうのび太」
のび太「デカい声出さないでくれ。飲みすぎで頭が痛いんだ」
ジャイアン「二日酔いか?」
のび太「ああ。ちょいとラスベガスでね。その前日は吉原でジェニロペ似の美女と生本番でさ。」
ジャイアン「じゃあそんな二日酔いにスカっと聞く話を聞かせてやるよ」
のび太「会社の話?興味ないな」
ジャイアン「お前みたいな無職に講釈たれてもしょうがないだろう。とにかくこい。場所は・・・」



390 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:00:08.07 id:nH34nYSP0
ジャイアン「おう、のび太」
のび太「久しぶりだね」
ジャイアン「いい時計してるじゃねえか?」
のび太「ああ。ブレゲだよ」
ジャイアン「相変わらず浪費家だなお前」
のび太「で、話って何?その前にちょっと気持ち悪いから、水をもらえるかな」
ジャイアン「・・・静香ちゃんの話だ」
のび太「静香ちゃん?」
ジャイアン「ああ」

・・・

のび太「ドラえもんが僕を裏切る?」
ジャイアン「その可能性が高い。ドラえもんの動きをよく観察してみろ」
のび太「最近・・・とくに思い当たることはない」
ジャイアン「俺の予想だが、ドラえもんは突如いなくなる。」
のび太「ええ?」
ジャイアン「まあお前は一番困るだろうなあ。ドラえもんの道具を使い
      金を無尽蔵に使い、女遊びに海外旅行、おまけにそんな時計までしてやがる」
のび太「くっ・・・ドラえもんのやつ・・・」
ジャイアン「お前はドラえもんがいないと何もできないクズ以下の存在だ。
      自覚しているか?俺は高卒で親の事業を継ぎ、社長になり、5年で上場させた。
      スネ夫も一流大学を卒業し、金融の最先端で働くビジネスマンだ。
      だが、お前はどうだ?ドラえもんがいなければ何も生み出さないゴミだ」
のび太「・・・」
ジャイアン「だが、お前は俺の心の友さ。助けてやらんでもない」
のび太「・・・え?」
ジャイアン「ドラえもんからポケットを奪って来い。それが無理ならスペアポケットを持ってこい」
のび太「ジャイアン・・・」



394 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:06:24.90 id:nH34nYSP0
静香「いよいよね」
スネ夫「静香、頑張るんだ。俺も転職活動にめどがついたらすぐアメリカに飛ぶよ」
静香「いい会社につけそうなんでしょ?」
スネ夫「ああ。最近面接が思うように上手く行ってね。年俸交渉でもかなり高値まで
    交渉できる。今のところイギリスの銀行と米国系ファンドで話しを進めているけど
    どちらもかなりの好条件だよ」
静香「(ドラちゃんのおかげね・・・)」
スネ夫「これで、いいんだよな」
静香「ええ」
スネ夫「たとえアイツのDNAを継いでいようとも、俺は育てる」
静香「分かっているわ」
スネ夫「もちろん兄弟は俺と作ろう」
静香「決まっているじゃない」
スネ夫「・・・せっかくだ。今日は面接がない。僕が成田まで車で送るよ」
静香「ありがとう」



295 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 13:59:28.67 id:nH34nYSP0
~ちょっと時間があるので小話~

安雄「もしもし?」
はる夫「・・・安雄か。何だ?」
安雄「お前、どこにいる?」
はる夫「錦糸町のスロット」
安雄「どうりで後ろが五月蝿いわけだ。お前、営業サボってばっかだな」
はる夫「そういうお前は?」
安雄「映画館。崖の上のポニョの上映待ち」
はる夫「それ、見たけどよくわからんよ」
安雄「お前に宮崎駿のメッセージが理解できてたまるか」
はる夫「・・・お前、転職活動はしてるのか?」
安雄「ボチボチ。でも難しいな」
はる夫「この会社ってでかいだけで、社会的なイメージよくないからなあ」
安雄「俺も代理店にでも行ってれば、今頃モデルとやりまくりだったのに」
はる夫「お前の大学じゃ無理だろ」
安雄「黙れ。」
はる夫「はあ・・・給料安いよな。これじゃ息子を養えん」
安雄「まあ、4流大しか出てない俺たちを拾ってくれただけ、ジャイアンに
   感謝しようぜ」
はる夫「そうだけどさ・・・やめてえ」
安雄「お前は結婚してないからやってけんだろ」
はる夫「うるせえよ」



298 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 14:13:41.67 id:xvogfZ1kO
>>295
レギュラー脇役の二人かwww


299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 14:15:25.26 id:nH34nYSP0
安雄「・・・はる夫、どうだ、一発大もうけしねえか?」
はる夫「なんだよ急に」
安雄「ジャイアンの趣味って知ってる?」
はる夫「エロフィギュア収集とカラオケだろ」
安雄「YES」
はる夫「どれがどうした?」
安雄「今、ジャイアンが喉から手が出るほど探しているフィギュアがあるんだ」
はる夫「セーラームーンか?」
安雄「いや、それがさ・・・俺もよくわからないんだが“ワカメ”っていうアニメの
   キャラクターのフィギュアで、ジャイアンはいつオークションに出てもいいように
   10億のキャッシュを用意しているらしいんだ」
はる夫「じゅ、10億!?」
安雄「社長の道楽は恐ろしいもんだ」
はる夫「そのフィギュアを探せばいいのか?」
安雄「俺らが探すその必要はない」
はる夫「へ?」
安雄「ドラえもんっているだろ?」
はる夫「ああ、のび太が買ってるロボットペットか」
安雄「そいつに複製を作らせるんだ」
はる夫「へえ・・・ドラえもんを奪うのか?」
安雄「YES。でも滅多に外に出ないんだよ。ドラえもんは」
はる夫「じゃあダメじゃねえか」
安雄「人の話しを最後まで聴け。あいつはメス猫が近くにいると
   窓から出てくるらしい」
はる夫「性欲のあるロボットなんてきいたことねえぞ」
安雄「俺とお前で金を出し合って、綺麗なシャム猫を買う。そんで
   ドラえもんをおびき出す。そこを奇襲・・・どうだ?



302 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 14:26:30.51 id:nH34nYSP0
はる夫「お、そいつがシャム猫か。たしかにエロそうな顔してるぜ」
安雄「だろ?70万したぜ」
はる夫「高いな。まあ10億への投資だと思えば安いもんか」
安雄「さ、のび太ん家に離すぞ」
はる夫「ああ、もったいねえ・・・」

シャム猫「ニャ~」
???「ニャ~」

はる夫「ん?声が聞こえてきたぞ」
安雄「シッ!ドラえもんだ・・・窓から出てきたぜ」

ドラえもん「ニャ~」
シャム猫「ニャ~」

安雄「エロい野郎だぜ。はる夫、金属バッドはあるか?」
はる夫「おう。ついでにスタンガンもな」
安雄「じゃあ、行くか。背後から回れよ」
はる夫「・・・ん?なんかドラえもんとシャムネコ、威嚇しあってないか」
安雄「バカな。」
はる夫「ほら」
安雄「・・・ホントだ。シャムなんか毛が逆立ってやがる」
はる夫「お前さあ」
安雄「なんだ?」
はる夫「あのシャム猫、チンチンついてるぞ」
安雄「・・・オスか」
はる夫「安雄・・・」
安雄「・・・」
はる夫「今度飯奢れよ」



307 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 14:56:29.48 id:R1XqJT23O
これ本編?


309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 14:59:06.37 id:nH34nYSP0
>>307
本編ではない、挿入です



398 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:11:44.31 id:nH34nYSP0
のび太「ドラえもん~」

・・・ニャー

のび太「ん?外から聞こえるな」

(ニャー)

のび太「ははっシャム猫のオスと喧嘩してらあ。」
   「今のうちに・・・スペアポケット、スペアポケット・・・かわりにこの布切れをっと」

(ニャー)

のび太「僕を裏切ると怖い目に会うってことをわからせてやるよ、タヌキロボ」



399 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:12:58.19 id:CViMoR1TO
のび太……


400 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:14:36.35 id:tHfqVBtw0
こののび太ってホント自分で考えることをなくなったんだな
人としての魅力が失われてて悲しいね


401 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:16:40.80 id:K1s3pVdS0
元々のび太に人間的魅力なんてないだろう


402 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:17:23.70 ID:1ZWdqUWgO
>>401
め…メガネとか…


406 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:18:19.02 ID:a+MlrQKT0
>>401
あ・・・あやとりとか・・・


413 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:20:01.63 id:Ywt+gMhGO
>>401
あやとりとか…射的とか…


408 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:19:04.32 id:Y5oAfVZF0
あやとりとか射撃や鼻糞ダーツがあるだろがよ


414 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:21:07.09 id:VppBQ6o50
>>401
寝たいときにすぐ寝れるとか・・・


415 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:21:55.16 id:K1s3pVdS0
おまえらのび太大好きだなwwwww


403 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:17:40.50 id:nH34nYSP0
ジャイアン「コレがポケット・・・スペアか?」
のび太「ああ。本物はとても取れそうになかったからね」
ジャイアン「スペアでも問題はないだろう」
のび太「これでスネ夫とドラえもんを懲らしめてくれるんだよね?」
ジャイアン「何故だ?」
のび太「え?何故って君の友達である僕を裏切ったからさ」
ジャイアン「スネ夫は俺の心の友さ」
のび太「は?」
ジャイアン「スネ夫と静香ちゃんの幸せの邪魔をするわけにはいかん」
のび太「だ、騙したな・・・」
ジャイアン「騙す?人聞きが悪いな」
のび太「返せよ」
ジャイアン「俺は昔からお前に言っているよな」
のび太「なんだと?」
ジャイアン「俺のものは俺のもの。お前のものは俺のもの」
のび太「っち、ちっ、ちくしょおおおおおお!!」
ジャイアン「ドラえもんにも見捨てられ、静香ちゃんはスネ夫に奪われ・・・
      可哀相なやつめ」
のび太「おおおおおおおおおお」
ジャイアン「じゃあ、俺は失礼する」
のび太「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!絶対殺してやる!殺してやる!
    殺す!殺す!殺す!」



410 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:19:18.20 ID:2s+CwjMe0
のwwwびwwwたwwwww


411 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:19:24.29 ID:/nayUs1TO
のび太のくせに怖いなwww狂気に満ち溢れすぎだろwwwwwwwwwwww


418 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:25:10.17 id:nH34nYSP0
ジャイアン「ついに手に入れたぞ・・・ポケット」
出木杉「これでよかったんですか」
ジャイアン「ああ。俺は世界を支配する超次元の産物を手にした」
出木杉「そしてスネ夫くんは静香ちゃんとハッピーエンド」
ジャイアン「完璧じゃないか。損したのはのび太だけだ」
出木杉「まあ、廃人同然になっているだろうね」
ジャイアン「もともと俺の目的はこのポケット一枚だけ。静香ちゃんなどどうでもいい」
出木杉「あんたは怖いよ」
ジャイアン「その怖さこそが言葉を変えてカリスマと呼ばれるんだ」
出木杉「まずはそのポケットを使って何をするんだ?」
ジャイアン「俺が欲しかったフィギュアの持ち主を探し出す。会社の経営に導入するのは
      これからだ」
出木杉「このところウチの会社、株価下がってますよ。なにか対策が必要では。
    配当を上げるとか、将来性のある設備投資とか・・・」
ジャイアン「そんなのお前が考えろ。」
出木杉「僕CFOじゃない。顧問弁護士だろ」
ジャイアン「じゃあ今日からお前がCFOだ」
出木杉「おいおい・・・そんなんで会社が勤まるか?」
ジャイアン「まあ見てろよ。これからこの会社は金融・IT・エネルギーを
      総合的に取り扱う超巨大企業になる」
出木杉「・・・」



419 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:26:53.81 ID:5unoyqeEO
怖いよジャイアン怖いよ


423 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:28:58.32 id:CViMoR1TO
出木杉に不穏な空気


429 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:31:19.59 id:nH34nYSP0
スネ夫「ありがとうございます!」
人事部長「君の経歴は素晴らしい。きっと我が社でも即戦力として活躍してくれそうだ」
スネ夫「はい。精進します。どうぞ、宜しくお願いいたします。」


スネ夫「静香、次の勤め先が決まった」
静香「よかったじゃない」
スネ夫「そっちはどうだ?」
静香「事前の問診が終わったところ。本格的に始まるのは明日からよ」
スネ夫「俺も明後日にはパートナークラスと会い、正式な採用になる
    そうしたらすぐに行く」
静香「ええ。」

スネ夫「(これで俺たちは幸せになれるんだ。思えば俺はジャイアンの妹と不倫も
     していた。・・・でも今は静香のためだけに生きる。そして子供のことを)」



437 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:38:16.09 id:nH34nYSP0
安雄「最近、この会社おかしくねえか?」
はる夫「ああ。上が完全にだらけ切ってるな。ある意味助かるけど」
安雄「いつもこの時期は部課長会と役員会が連荘であって上がバタバタする時期なのにな」
はる夫「それにうちの株価、下がりまくってるぞ。銀行の格付けも徐々に落ち始めてる」
安雄「ジャイアンの野郎が適当に経営してりゃ、これが限界だろ。あいつ高卒だぜ」
はる夫「でもジャイアンの右腕の出木杉は東大卒だしアメリカの大学院も出てるし元コンサルだし・・・」
安雄「でも意思決定は全てジャイアンの独断で行なわれているらしいじゃねえか」
はる夫「まあジャイアンが他人の意見に耳を貸す人間だとは思わん」
安雄「とにかく、会社が楽になってよかったよ。数字、数字五月蝿くなくなった」
はる夫「今日、一杯どうだ」
安雄「いいな、行こうぜ」



441 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:38:51.63 id:EB55PmkdO
これはwww


447 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:46:24.88 id:nH34nYSP0
ドラえもん「・・・のび太くん、スペアポケットは?」
のび太「なんのこと?」
ドラえもん「スペアポケットがあった場所に、君のブリーフが置いてあるんだけど」
のび太「さあ。ていうか、なんで急にスペアポケットなんか探してるの?」
ドラえもん「いや、どこにあったかな~と思って」
のび太「君が22世紀に帰るからじゃないの?」
ドラえもん「・・・」
のび太「もうバレてるよ。君は僕を見捨てるんだね」
ドラえもん「ああ、そうさ」
のび太「残念だよ」
ドラえもん「スペアポケットはどこにやった?」
のび太「ジャイアンに奪われたよ」
ドラえもん「チッ」
のび太「取りに行けば?」
ドラえもん「言われなくても・・・どこでもドア~」

・・・

ドラえもん「ない・・・?」
のび太「ジャイアンのやつ、ポケットの道具を全部取り出したのかな」
ドラえもん「あ、あいつ・・・」
のび太「ジャイアンにしては気が回るねえ。ちなみにさっき君がドラ焼き食って寝てる間
   出木杉がうちにどこでもドアで来て、机の引き出しからタイムマシンも奪って行ったよ」
ドラえもん「バカな」
のび太「出木杉もたいへんだよね。ジャイアンのパシリなんかにされてさ」
ドラえもん「なんで止めなかった?」
のび太「動きとめられてたし」
ドラえもん「・・・」
のび太「もう人生がやになったよ」



454 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:50:45.47 ID:a+MlrQKT0
ブリーフ置いたら逆にばれるだろwwwwww


453 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:50:45.18 id:UDB8cmA30
タイムマシーン捕られても少し前か後ろに飛び込めば過去に戻れるはず


457 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:52:04.08 id:K1s3pVdS0
>>453
タイムホール(笑)に飲み込まれるんだよ


463 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:55:17.56 id:eX77G04qO
>>457
タイムホールも穴なんだよな…


456 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:51:55.29 id:nH34nYSP0
出木杉「さて・・・ジャイアンの死体はどう処理するかな。ほおって置くと腐るし」
出木杉「スモールライト!ジャイアンの遺体を体長1ナノメートルにしろ!」

ピピピピピ!

出木杉「それにしても、人形を遊んでいて背後から襲ってきた僕に気付かないなんて
    こいつにポケットは渡しちゃダメだったんだよ」
秘書「CEO!記者会見の時間です」
出木杉「うむ」
秘書「ついで3時からは経団連の集会があります」
出木杉「出席する。新CEOの顔を売っておかなきゃな。ついでに社名も変えよう」
秘書「ハイヤーをつけてあります」
出木杉「ああ」


出木杉「ついに僕の時代が始まる・・・高卒の無能に使われる下積み時代は終わった
   そして静香ちゃん・・・もうすぐ、会いに行くからね」



459 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:53:36.89 ID:q/S1zVVr0
出来杉はじまったな


468 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:58:22.29 id:dYz3f+NgO
ジャイアン死んじゃいやん…


476 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 20:01:25.22 id:nH34nYSP0
記者「出木杉新CEO!元CEOの剛田氏とその母親でもあり会長は?」
出木杉「両名とも、一身上の都合で退社いたしました」
記者「出木杉さんは素晴らしい経歴の持ち主ですが、何故ゴウダグループへ?」
出木杉「それは僕が彼と友人だったからです」
記者「その友人が突如、引退宣言をしてしまいましたが・・・」
出木杉「私はいつも彼の経営のアドバイスをしていました。その時、彼はかなり疲弊していた
    ように見えました。相当の精神的プレッシャーを抱えていたと思います」
記者「では、出木杉さんのこれからの展望についてお聞かせ下さい」
出木杉「ルーツである青果事業は撤退する。そして縮小傾向にあったホテル業とサービス業
    を再度立て直し、コア事業とする。そのために最高の人材を各業界から引き抜きます」
記者「ゴウダグループ社員に一言お願いいたします。」
出木杉「私について来て下さい。私は貴方たちのために働きます。
    みんなで素晴らしい会社を作りましょう。」
記者「ちなみに、社名が創業一家の名前のままですが」
出木杉「・・・H&Sホールディング」
記者「H&S?」
出木杉「新社名です。」
記者「社名の由来は?」
出木杉「Hは私の名前でもある英才のH、そしてSは・・・」


出木杉「私の将来の妻の名前からです。」



479 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 20:02:50.52 id:xcDHSOvkO
え、英才……


483 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 20:04:26.26 id:ZJ3+3ad40
何という三国志w


490 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 20:06:00.36 id:ly0xa4LMO
今回のジャイアン、噛ませ犬ではあったが小物臭は全く感じなかったな
知略、行動力共に卓越したものだった

ただ、ただ足元はよく見るべきっていう


492 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 20:06:39.39 id:Y5oAfVZF0
>>490
足元の人形見てて殺されたっていう


513 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 20:14:17.11 id:nH34nYSP0
スネ夫「ジャイアンの会社がおかしい・・・何かがある」

ピピピピピ!

スネ夫「もしもし?」
のび太「スネ夫かい?」
スネ夫「・・・珍しいな。」
のび太「・・・」
スネ夫「のび太、悪いが静香ちゃんは俺のものだ」
のび太「・・・」
スネ夫「なんか喋れよ」
のび太「今日の出木杉の記者会見見た?」
スネ夫「ああ」
のび太「出木杉のやつ、おそらくジャイアンを殺した」
スネ夫「・・・なに?」
のび太「話は長くなる。ようするに俺はジャイアンにポケットを奪われ、そして
    ジャイアンは出木杉にポケットを奪われた」
スネ夫「ポケット・・・?」
のび太「あとで説明するよ。出木杉を止めよう」
スネ夫「だがのび太、俺はお前と結婚するはずだった静香さんを」
のび太「いいんだよそれは」
スネ夫「?」
のび太「ここでいいとこみせりゃ、静香ちゃんも僕に振り向いてくれるだろう」
スネ夫「だが、出木杉はポケットを持っている。そしてあいつの知能・・・
    まさに神になろうとしている」
のび太「こっちにはドラえもんもいる。まあ道具も持ってないけどさ」
スネ夫「のび太・・・」
のび太「これが終わったら、もう一度どちらが静香ちゃんい相応しいか
   勝負させてくれ」



515 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 20:15:32.34 id:CViMoR1TO
のび太始まってきたな


516 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 20:15:33.25 id:VLZlcvGk0
ちょっと待てのび太に惚れた


518 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 20:15:53.60 ID:q/S1zVVr0
のび太覚醒したか・・・


528 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 20:20:08.35 id:nH34nYSP0
スネ夫「ポケット・・・何故出木杉が四次元ポケットを?
   俺が転職活動している間に、何があったんだ」

ピピピピピピ!

スネ夫「ジャイ子・・・」
ジャイ子「久しぶり」
スネ夫「ああ」
ジャイ子「お兄ちゃんのこと、知らない?」
スネ夫「何も聞いてないのか?」
ジャイ子「ええ。お母さんも連絡がないの・・・」
スネ夫「やっぱり」
ジャイ子「何か知ってるの?」
スネ夫「大丈夫だ。ジャイアンとお母さんは元通りにする」
ジャイ子「え?」
スネ夫「とにかく、今ジャイアンの失踪の原因を嗅ぎまわろうとするな。
    俺も・・・これからのび太から詳しい話を聞く」
ジャイ子「一体なんなのよ?」
スネ夫「・・・」

ピッ

スネ夫「やはり・・・ジャイアンは殺されている」



540 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 20:31:31.44 id:nH34nYSP0
のび太「スネ夫、こっちだ」
スネ夫「久々だな。」
のび太「うん」
スネ夫「怒ってないのか」
のび太「コレ見てよ」
スネ夫「リストカット・・・?」
のび太「君と静香ちゃんとドラえもんが組んで僕を嵌めたって聞いたとき
    僕は本当に自殺を考えたよ。そしてジャイアンに裏切られてさ。」
スネ夫「だからと言って・・・」
のび太「挙句の果てにはドラえもんもジャイアン・・・いや、出木杉の罠に嵌るし」
スネ夫「すまん、事態が全く把握できないんだが」
のび太「僕が把握するに・・・」

・・・

スネ夫「そんなことが」
のび太「全部ドラえもんに聞いたよ。」
スネ夫「・・・俺は子供が心配だ」
のび太「ああ。そして僕も思ったんだよ。彼は僕の子でもあるからね。子供を救う」
スネ夫「俺の子だ」
のび太「・・・」
スネ夫「・・・」
のび太「出木杉はきっと静香ちゃんを狙っている。お腹の子も堕ろさせるだろう」
スネ夫「下衆が・・・」
のび太「とにかくあいつを止めるぞ。鍵はすべての道具の使い方を知っているドラえもんだ。」



544 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 20:36:47.55 id:nH34nYSP0
出木杉「静香ちゃんはどこにいるんだ・・・スネ夫の家にどこでもドアで行けばいるか・・・
   チッ!道具がありすぎて使い方が分からん。目的の人物を探す道具はないのか」
秘書「CEO」
出木杉「なんだ」
秘書「来客が・・・」
出木杉「誰だ?」
秘書「剛田武の妹と名乗る女性です」
出木杉「ほう・・・通せ」
秘書「有名漫画家の剛田ジャイ子さんなんですね。前代表の妹さんって」
出木杉「お前、漫画読むのか」
秘書「ええ」
出木杉「漫画の主人公はいいよな。そいつ中心に世界が回る。」
秘書「はあ」
出木杉「俺もそうなりたい。」



547 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 20:39:41.67 ID:9buaLkhy0
なんていい台詞


551 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 20:42:00.62 id:ly0xa4LMO
遠い目だな
だがかっこいい


553 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 20:43:13.55 id:nH34nYSP0
ジャイ子「・・・」
出木杉「どうしたんだい」
ジャイ子「お母さんとお兄ちゃんは・・・」
出木杉「今は中国の関連子会社の顧問をしていただいている。」
ジャイ子「連絡先は・・・家にかけても繋がらないの」
出木杉「それは社外秘ってやつだ。いくら君が剛田くんの親戚でも、
    教えてはならないことがある。」
ジャイ子「誘拐したの?」
出木杉「なに?」
ジャイ子「お母さんとお兄ちゃんを」
出木杉「漫画と現実がごっちゃになってないかい?」
ジャイ子「いいえ。スネ夫さんと話をしたの。スネ夫さん、ただ事じゃない雰囲気だったわ」
出木杉「スネ夫?」
ジャイ子「そうよ」
出木杉「あいつ・・・チッ」
ジャイ子「出木杉さん、お母さんとお兄ちゃんは」
出木杉「そんなに会いたいなら、会わせてあげるよ」
ジャイ子「・・・!」



567 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 20:48:59.82 ID:G3+D0gjRO
ミーちゃん「わっふるわっふる」


592 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 21:03:17.97 id:nH34nYSP0
のび太「ドラえもん、作戦の説明を頼む」
ドラえもん「出木杉は必ず静香ちゃんが入院している病院に現われる。」
スネ夫「鬼畜が・・・ッ」
ドラえもん「そこが最初で最後のチャンスだ。僕はオリジナルポケットから
      スペアポケットに抜けようと思ったが、スペアは既に処分されているらしく
      通り抜けることができなかった。」
スネ夫「つまり、あいつは大きな道具を持ち運べない」
ドラえもん「スモールライトで小さくすることはできても、持ち運びができるだけで
      いざ使おうとなると、小さくなった道具の山から目的の道具を探し、一度
      ビッグライトで普通の大きさに戻し・・・とやると相当のロスだ。」
のび太「出木杉はそんなことをしないだろうね」
ドラえもん「だから、僕たちは出木杉がどの道具を持ってくるかある程度想像しなくてはいけない」
スネ夫「それはドラえもんの専門分野だな」
ドラえもん「ああ。ある程度目星はついている。その道具の対策法だけ考えておけば
      負けない」
スネ夫「出木杉が静香の入院している病院を見つけ出すリミットは?」
ドラえもん「今はなんの情報もないはず・・・でも人工受精のエキスパートの病院といえば
      出木杉はすぐ突き止めるだろう」
のび太「移動はどこでもドアで一瞬だ」
スネ夫「じゃあもう病院に向ったほうがいいな」
ドラえもん「うん。そこが出木杉と接触できる唯一のタイミングだ」



613 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 21:25:51.78 id:ZJ3+3ad40
静を巡る争いもクライマックスを迎えたという事か


606 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 21:15:33.41 id:nH34nYSP0
出木杉「・・・この病院かな?早くしないと静香ちゃんの人工授精の手術が
    始まってしまう・・・それじゃあダメなんだよ!長男は僕の正当な後継者
    でなくてはならない!そうじゃなきゃダメなんだ!阻止するんだ!」
秘書「CEO」
出木杉「なんだ・・・今取りこんでいる。まさか、骨川静香が入院している病院を
    つきとめたか?」
秘書「ええ」


ジャイ子「暗いわあああ!」
???「女か?・・・お前も出木杉に捕らえられたのか」
ジャイ子「誰よ~」
???「ゴウダの社員だ・・・あ、今はH&Sか」
ジャイ子「お兄ちゃんの知り合い?」
???「お兄ちゃん?」
???「安雄、こいつ・・・この声まさか」
安雄と呼ばれた声「ジャイ子ちゃん?」
ジャイ子「え?」
???「お前も不幸だよな」
安雄「俺たち、今から殺されるんだぜ。なあ、はる夫」
ジャイ子「なによそれええ」
はる夫と呼ばれた声「ここはダメ社員処理場って言ってな・・・超高温の熱で灰になるまで焼かれるらしいんだ」
ジャイ子「いやああああ!」
安雄「抜け出したいけど・・・暗いし、わかんねえんだよ」
ジャイ子「いつ私たちは焼かれちゃうの?」
はる夫「もうボチボチ・・・時計であと30分だ」
ジャイ子「いやああああ!!」
安雄「出木杉の野郎、むちゃくちゃだぜ。よりによって俺たちが一番嫌いな
   高学歴エリートにむざむざと処理だれるなんて」
はる夫「ジャイアンのやっていた頃のほうが楽しかったよなあ」



617 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 21:28:38.27 id:nH34nYSP0
のび太「ドラえもん・・・出木杉が持ってくると思われる道具は?」
ドラえもん「そもそも出木杉が見たことがあり、使い方も知っている道具は
      極めて少ない。ビッグライト、スモールライト、タイム風呂敷
      空気砲、どこでもドア、タケコプター、ミニドラ・・・そんなとこだろう」
スネ夫「ド定番アイテムだな。そんな道具だけで、病院まで押しかけて静香を奪うと?」
のび太「そこで、出木杉が持ってくると思われるアイテムは?」
ドラえもん「さっき言ったアイテム全部」
のび太「・・・」
スネ夫「見たことがない道具の使い方を自力で見つける可能性は?」
ドラえもん「考えづらい。道具は奇妙奇天烈摩訶不思議なものだ。
      それは何がすんでいるか分からない池に飛び込むようなものだ」
スネ夫「出木杉の性格じゃありえないか」
のび太「怖いのはスモールライトとタイム風呂敷だな」
ドラえもん「鏡を持っていこう。あと、帽子もかぶっていけば、タイム風呂敷を
      掛けられても大丈夫だ」
スネ夫「あとは空気砲で射殺されないように・・・」
のび太「空気砲じゃ死なないでしょ」
ドラえもん「出力を上げれば人体なら貫ける」
のび太「え?」
スネ夫「のび太、お前、射撃のプロだろ?」
のび太「まあ」
スネ夫「渡したいモノがある」



622 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 21:31:38.81 id:pzwy2JbiO
奇想天外四捨五入wwwww


623 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 21:32:36.55 id:iPmqv1uP0
出前迅速落書無用


621 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 21:31:22.04 id:ZJ3+3ad40
ドラえもんの道具は、使い方を誤ると自滅する代物だ。


626 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 21:33:34.95 id:nH34nYSP0
そして二日後、舞台はアメリカに移る


静香「あなた・・・!」
スネ夫「静香、すまん一人にして」
のび太「・・・」
ドラえもん「ちょっと掃けていようか」
静香「のび太さんとドラちゃんも・・・」
スネ夫「ああ。いろいろあってな」
静香「・・・」
スネ夫「静香、部屋に入っているんだ」
静香「え?」
スネ夫「招かれざる客が来る」
静香「誰よ」
スネ夫「いいから」
静香「・・・」

・・・ドタン!

のび太「見ろ、ドラえもん」
ドラえもん「スネ夫くん・・・病院のロビー右前方」
スネ夫「ピンク色のドアだ」

ドラえもん「来る・・・!」



635 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 21:37:25.89 ID:5unoyqeEO
・・・・・・・ごくっ


646 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 21:44:50.00 id:nH34nYSP0
出木杉「おっと、やはりいたか。」
スネ夫「出木杉。屋上へ行かないか?」
出木杉「そうだね。僕も罪のない市民は巻き込みたくない」
のび太「・・・」
出木杉「3対1か。楽勝だな」

屋上

出木杉「さて、静香ちゃんを貰いに来たよ」
スネ夫「静香は俺の妻だ。誰にも渡さん」
のび太「・・・」
ドラえもん「のび太くん、いちいち反応しないで」
出木杉「紛れもなく、僕が一番金も権力もある。そして昔は静香ちゃんと両思いだった」
スネ夫「それしか自慢するもんがないのか」
出木杉「それ以外になにがある」
スネ夫「・・・愛だ」
出木杉「笑わせるなよ、スネ夫。愛は金で買える」
スネ夫「・・・」
出木杉「お前たちは僕の人生設計上邪魔な存在なんだ。消えてもらうよ。」
ドラえもん「来るぞ・・・!」
出木杉「スモールライト!」
スネ夫「おりゃあああ!」
出木杉「手鏡・・・発想が陳腐だよ。ドラえもん」
ドラえもん「・・・!    出木杉も鏡を持ってい・・・・・・」
ピカア!!!

のび太「ドラえもん!!!」
ドラえもん(小)「xxxxxxxx! xxxx!」
スネ夫「ドラえもんの指示が聞こえない・・・」



647 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 21:46:21.53 id:lIRE7nAF0
出木杉だって相手が何してくるかはかなり考えてくるだろう


648 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 21:46:28.04 id:mVHdLhkE0
手鏡・・・発想が陳腐だよ。植草教授


651 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 21:46:57.60 ID:5unoyqeEO
そうきたか・・・・・・・ッ!


652 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 21:47:01.38 id:zqlG6gsRO
ああっ…


664 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 21:52:08.83 id:nH34nYSP0
出木杉「ドラえもんは無力化した。次はどっちだ?」
のび太「・・・俺が行く」
スネ夫「のび太」
出木杉「射撃とあやとりの名手、野比のび太」
のび太「・・・」
出木杉「もちろん空気銃は持ってきている。ほかにもいろいろヤバソウなのがあったけど
    こいつが一番シンプルで、美しい」
のび太「使い方がわからないだけだろ」
出木杉「ふん」
のび太「じゃあ俺も銃で行かせてもらう」

カチャ
出木杉「なかなか見事な銃だ。スネ夫、お前のか?」
スネ夫「・・・」
のび太「出木杉・・・正々堂々と勝負だ」
出木杉「言われなくても。スネ夫、この空き缶を空中に投げてくれ」
のび太「それが地面に落ちたら、勝負」
出木杉「そういうことだ。」
スネ夫「OK・・・」

パッ!



668 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 21:54:37.93 ID:2CgWA732O
あついな


678 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:03:13.64 id:nH34nYSP0
のび太「・・・」
出木杉「・・・」
骨川「・・・ゴクリ」




出木杉「(ニヤ)」
のび太「・・・?」

スネ夫「空き缶が宙に浮いている・・・だと?」
出木杉「さて、空き缶はいつ地面に落ちるのかな?」
のび太「貴様・・・なにを」
出木杉「スモールライトで小さくしたミニドラとタケコプターを空き缶につけておいた。」
のび太「タケコプター?」
出木杉「ミニドラは俺がある台詞を喋った瞬間、タケコプターのスイッチを
    切るようにプログラムしてある。」
スネ夫「つまりお前ペース・・・卑怯だぞ」
出木杉「これは列記とした勝負だ、なあのび太。そして公平のためにお前に缶を投げさせた、スネ夫」
のび太「・・・」
出木杉「お前は俺があるキーワードを言わない限り、銃を下ろすことができない。
    だが俺は・・・自分でキーワードを言うまではこうして楽にしていることができる」

スネ夫「出木杉の野郎・・・座りやがった」
のび太「・・・」
出木杉「のび太、銃を持つ手が震えているぞ?いい銃だから、結構重いよなあ」
のび太「・・・」
出木杉「あと一時間はそうしていろ。スネ夫・・・邪魔するなよ」
スネ夫「チッ・・・外道が!



683 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:05:10.14 ID:5mUYQwYvO
そうきやがったか………


687 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:06:18.14 id:GRfnbM360
駄目人間でもガンマンとしてのプライドは捨てられない、それがのび太
ここが我慢のしどころだぜガンマンだけに


691 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:07:05.80 id:AmExBogQO
>>687


692 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:07:47.17 id:e9FlvqPvO
>>687


715 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:15:20.67 id:nH34nYSP0
一時間後

のび太「(手が・・・)」
出木杉「手、大丈夫か?足、疲れないか?」
のび太「・・・」
出木杉「お前も真面目だなあ。俺ならそもそも缶が落ちる前に相手を撃つ」
のび太「・・・」
出木杉「でも、それじゃ面白くないからこういうゲームを思いついたんだ」
のび太「・・・く」
出木杉「限界か?」
のび太「・・・」

スネ夫「のび太・・・腕が痙攣してる。あれじゃあまともに銃を撃てない」
出木杉「でも頑張るねえ。僕は自分でキーワードを口にした瞬間、引き金を引けばいい。
    それで缶が地面に落ちるのとほぼ同時に発射できる。お前は残念ながら、缶が落ちた
    その瞬間から、脳と筋肉を活動させて引き金を引かなくてはならない。」
のび太「・・・」
出木杉「それはゼロコンマ何秒の世界の話だが、圧倒的なスピードの差となって現われる」
のび太「・・・」


出木杉「辛そうだな・・・もうそろそろ・・・
   “許してやる” か」
カラン!
のび太「!」
パン!   パン!

スネ夫「・・・!」
のび太「・・・」
出木杉「・・・」



720 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:17:03.90 ID:5unoyqeEO
!!!!!!


748 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:25:56.56 id:nH34nYSP0
のび太「うっ・・・」
出木杉「俺の勝利だ!」

スネ夫「・・・」
出木杉「どうした?」
スネ夫「出木杉・・・お前の負けだ」
出木杉「炎天下で頭が狂ったか」
スネ夫「お前は自分の性格を悪さで、負けた」
出木杉「この場に及んで言葉遊びか?」
スネ夫「ドラえもん・・・やれ!」
出木杉「ドラえもん?」
ドラえもん(小)「xx!xxxxxxxxyyxyx!」
出木杉「ん!ふろしk・・・・」

ファサ・・・

スネ夫「お前が時間稼ぎでのび太を苦しめている間、小さくなったドラえもんは
    お前に気付かれないようにお前の背後に回り、タイム風呂敷を後ろポケットから
    奪う。それを頭からかぶせた」
出木杉「やめてえええ!ぼきゅはえりいとだぞおおお!!!ああああ」


出木杉「おぎゃあああああ!おぎゃああああ!」
スネ夫「出木杉・・・お前は頭が良かった。しかし、間違った頭の良さだった。
    赤ん坊からやり直せ」



753 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:27:25.15 id:pcfwaiLY0
驚愕の展開wwwwwwwwwww


758 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:28:44.19 id:xvogfZ1kO
まさかの展開www


761 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:29:17.68 ID:u+OOzhYL0
最後のスネ夫がジョジョっぽいwww


777 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:33:41.27 id:UDB8cmA30
小さくなっても頭脳は同じwww


771 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:31:36.02 id:nH34nYSP0
スネ夫「さて・・・ドラえもん。のび太の手当てをしてやってくれ」
ドラえもん(戻った)「わかった」

のび太「・・・うう」
スネ夫「終わったぞ、のび太」
のび太「チッ・・・いいとこ持ってきやがってさ」
スネ夫「立てるか」
のび太「スネ夫」
スネ夫「ん?」
のび太「お前とまだ最後の勝負が終わってない」
ドラえもん「・・・」
のび太「どちらが静香ちゃんの男に相応しいか、きめなくちゃ」
ドラえもん「・・・」
スネ夫「・・・ドラえもん、空気銃を二丁頼む」
ドラえもん「・・・出木杉が出したどこでもドアから取りに行ってくる」



775 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:32:46.64 id:enRFRW6y0
手負いののび太と勝負か・・・・


787 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:38:37.85 ID:3sW58a2y0
そもそも静香はスネオを選んだんじゃ?
まあ、今ののびたとスネオじゃいい勝負か?


788 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:39:14.48 id:nH34nYSP0
少し前の話

ジャイ子「・・・助かったわあ」
安雄「それにしても・・・ジャイ子ちゃん、凄いな」
はる夫「まさか出口も分かっていたなんて」
ジャイ子「アレはお兄ちゃんが私の部屋ソックリに作ってくれた地下室よ」
安雄「でも、何故?」
ジャイ子「社内にそんな施設つくるとしたら、地下しかありえないでしょ」
はる夫「ふううん」
ジャイ子「それに、出木杉さんに取ってはこんなお兄ちゃんが個人的に作った
     部屋なんて必要なかったんでしょう。
     ゴミ処理場に変えてしまうとしたら、そういう趣味の部屋よ」
はる夫「でも助かったよ」
安雄「それにしてもジャイアンは・・・」
ジャイ子「・・・おにいちゃああああん!」



792 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:42:41.35 id:iYR1QZvLO
ジャイアン…


794 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:45:51.34 id:hrnLOowP0
死んじゃいやん…


793 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:45:32.22 id:nH34nYSP0
のび太「たとえ静香ちゃんが君を選ぼうとも、僕は君に勝つ」
スネ夫「俺は静香を守る」
ドラえもん「二人とも、準備はいいか?」

のび太「・・・」
スネ夫「どうした」
のび太「これじゃ不公平だ」
スネ夫「なに?」
のび太「僕は射撃のプロだ」
スネ夫「俺だってパパのクレーン射撃で経験が」
のび太「僕はプロなんだ。君は確実に負ける」
スネ夫「・・・」
のび太「喧嘩しようぜ」
スネ夫「え?」
のび太「拳と拳でさ。だってスネ夫、小学校のとき、僕をいじめるときは
   いつもジャイアンの横で笑っているだけだったろ?」
スネ夫「まあな」
のび太「君の喧嘩の腕っ節なら、勝てる気がするよ」
スネ夫「なんだと?」
のび太「その細い腕・・小さな身長・・・」
スネ夫「身長のことをいうなあああ!!!!!メガネザル!」
のび太「猿じゃない!俺は人間だあああ!」
ボカ!ドカ!

ドラえもん「全く・・・銃を取りに行った意味ないじゃないか
      一生やってろよ」

ドラえもん「それにしても、アメリカの夕焼けは綺麗だな」



799 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:46:52.78 ID:5unoyqeEO
ドラちゃん黄昏てるwwww


805 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:48:36.79 ID:t/B4kO2dO
クレーン射撃じゃ負けるわなwww


803 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:48:10.50 id:mVHdLhkE0
そうこうしてる間に赤ん坊の出木杉が時計から紙を!!!


804 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:48:29.45 id:lIRE7nAF0
仕込んだノートだ!


811 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:50:18.42 ID:u+OOzhYL0
出木杉「ミルク…モッテコイ」


812 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:50:38.64 id:nH34nYSP0
ドラえもん「静香ちゃん!終わったよ」
静香「?」

静香「どうしたの?二人ともその顔」
スネ夫「・・・」
のび太「・・・」
ドラえもん「ジャイアンにいじめられたんだ、二人とも」

ジャイアン「おう!」
静香「・・・武さん?何故ここに」
ジャイアン「こいつらが生意気に喧嘩してるから、止めてやった」
ドラえもん「どこでもドアで連れてきたんだよ」
スネ夫「いきなりジャイアンが現われたからビックリだよ」
のび太「・・・スネ夫、静香ちゃんを幸せにしろよ」
ジャイアン「お前、静香ちゃんを不幸にしたら、ボッコボコにしてやるからな!」
スネ夫「大丈夫さ」

のび太「ドラえもん・・・」
ドラえもん「なんだい?」
のび太「ちょっと話がある」



813 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:51:12.37 id:Xos2n03p0
あれジャイアン生きてたの?


816 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:52:15.70 id:iYR1QZvLO
ジャイアン…


817 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:52:19.58 id:eGzIaXWbO
ジャイアン…?


845 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:58:06.37 id:nH34nYSP0
別室

のび太「ありがとう。ジャイアンを蘇らせてくれて。」
ドラえもん「そりゃご主人様の命令だもん」
のび太「いつの間にジャイアンを?」
ドラえもん「タイムマシンで過去に戻ったよ。過去を変えてきた・・・もっとも
     ジャイアンが出木杉に殺される直前にちょっと細工をしただけだけどね」
のび太「そんなことやっても大丈夫なの?」
ドラえもん「タイムパトロールには罰せられるだろうね」
のび太「じゃあ・・・」
ドラえもん「僕は22世紀に戻らなくてはいけない」
のび太「そう・・・まあセワシ君の未来も安泰だろうし、君の使命は終わったのかな」
ドラえもん「当初予定していたヴィジョンとはかけ離れているけどね」
のび太「そう。僕はどうなるの?」
ドラえもん「君?」
のび太「この先、静香ちゃんと結ばれる未来が変更されて、どうなるかって」
ドラえもん「物凄いお金持ちと結婚できるよ」
のび太「だれ?」
ドラえもん「さあ。それはお楽しみ」
のび太「気になるなあ」
ドラえもん「まあ、ジャイアンを蘇らせたのは君だからね」
のび太「?」
ドラえもん「じゃ。タイムパトロールに呼ばれているみたいだ」



885 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 23:05:59.43 id:T2bsQriQ0
ジャイアンを甦らせたのはのびた??
なんで??


893 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 23:07:07.91 id:Qqo4QTVyO
>>885
心の友だから


851 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:59:15.76 id:eGzIaXWbO
ジャイ子…


853 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:59:20.49 id:OdHtkcOc0
未来は変わらないのか


854 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:59:21.71 ID:f+P6Gj4D0
おや、のび太に不穏な影が


880 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 23:04:43.33 id:nH34nYSP0
のび太「・・・」
ジャイアン「おう!戻ったか」
スネ夫「あれ、ドラえもんは?」
のび太「ドラえもんは・・・帰ったよ」
静香「そう」
スネ夫「ジャイアン、会社はどうすんの?」
ジャイアン「ああ、もちろん現場復帰だ」
スネ夫「トップが替わってばかりで会社も大変だな」
ジャイアン「社名も戻す」
のび太「たしかにあの社名はないな」
静香「そうね・・・」
スネ夫「タイム風呂敷で赤ん坊にしてしまった出木杉はどうよう?」
ジャイアン「俺が育てるさ」
スネ夫「せっかくの東大卒の頭が・・・」
ジャイアン「はははっ!野球選手にでも育てるさ」

こうして、僕達のアナザーストーリーは終わる




THE END